オーストラリアから来た(左から)テイラーさんとリブさん(スクリーンショット)オーストラリアから来た(左から)テイラーさんとリブさん(スクリーンショット)

 日本の新鮮な食材は、ときに苦手すら克服させてしまうようです。外国人に本格的な日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。今回登場したのは、オーストラリア・メルボルンから来た女性2人組です。魚嫌いにもかかわらず、寿司店である高級魚を食べて、なんとあまりのおいしさに「もう参った」とうなりました。いったい、どのようなネタだったのでしょうか。

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「断然、日本のほうが上よ!」

 オーストラリアのメルボルンから着いたばかりという、19歳のテイラーさんと18歳のリブさん。日本へ来るのは、ともに2回目です。

 そんなふたりが、チャンネル運営者のDaisukeさんに案内されたのは、職人が目の前で握る本格的な寿司店。リブさんが食事中に語ったところによると、メルボルンには回転寿司店があり、「2週間に1回くらい行く」そうです。「でも、日本の回転寿司のほうが全然安いけどね」とテイラーさん。リブさんも深くうなずいて「魚の鮮度も断然、日本のほうが上よ!」と語り、“本場”との違いを実感している様子でした。

 おいしい寿司に感動が止まらないなか、ふたりがとくに驚きの声を上げたのはノドグロでした。Daisukeさんから「深海魚なんだけど、味も最高な高級魚なんだ」と説明を受けるものの、ふたりは少し怪訝そうな表情を浮かべます。

深海魚への不安が一転「もう参ったって感じ!」

 しかし、ひとくち食べた瞬間、リブさんは「うーん!」と声を上げます。テイラーさんも「これヤバッ!」と言って、ふたりは顔を見合わせました。

 興奮を抑え切れない様子で「ノドグロは素晴らしい! なんておいしい魚なの!」と絶賛するリブさん。テイラーさんも「あと、深海魚ってよく知らないから余計に不安だったよね」と打ち明けました。リブさんは「でも、味は最高で、もう参ったって感じ!」と、笑顔で“白旗”を上げました。

 テイラーさんは「正直言うと、寿司をこんなに楽しめるとは思っていなかった。魚嫌いの私が、こんなに生魚を堪能してるなんて」と笑います。「でも、私自身が一番驚いている! こんなに寿司が好きになるなんて」と、自分自身にびっくりした様子でした。

 動画のコメント欄には「楽しさが伝わってきて、こっちまで楽しくなるわ」「生魚苦手なのにお寿司を楽しんでくれてうれしいですね」「ふたりとも、苦手な食べ物を克服できて良かったです」など、温かい声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)

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