日本時間の2025年9月25日(木)、フランスの日本酒コンクール「Kura Master」の最高賞「プレジデント賞」が発表されました。速報でお伝えします。

フランスで開催される「Kura Master」とは?

「Kura Master」は、フランス人によるフランス人のためのフランスの地で開催される日本酒コンクール。

フランス人を中心に、五ツ星ホテルのトップソムリエ、ミシュランで星を獲得しているレストランの関係者、ホテル・料理学校の関係者、ワインジャーナリストなど、現地のプロフェッショナルたちが審査員を務めています。

Kura Master 2025Kura Master 2025

各部門の第1次審査はブラインドテイスティングで行われ、100点満点のうち、80〜92点が金賞、93〜100点がプラチナ賞となります。

第1次審査を通して、部門ごとに決勝へ進出する出品酒(50点)を決定し、さらに第2次審査を通して、「優秀賞」(30点)と各部門の最優秀賞である「審査員賞」(8点)が決まります。また、プラチナ賞を獲得した全部門の出品酒の中から1点に、最高の栄誉である「プレジデント賞」が与えられます。

2025年の日本酒部門は、「純米酒(51-65%)部門」「純米酒(66-100%)部門」「純米大吟醸酒(1-35%)部門」「純米大吟醸酒(36-50%)部門」「大吟醸酒部門」「サケ スパークリング部門」「クラシック酛部門」「古酒部門」の計8部門。「純米酒部門」と「純米大吟醸酒部門」は、2025年から精米歩合を基準として、部門を2つに分けて審査されました。

合計1,083点(2024年は1,223点)の出品酒が集まり、プラチナ賞123点、金賞235点が決まりました。

栄えある「プレジデント賞」は、どの日本酒に与えられるのでしょうか。

※クラシック酛部門は、発泡性のあるもの、にごりのあるもの、要冷蔵の生酒、熟成期間が3年以上の古酒・熟成酒はエントリー不可
※古酒部門は、発泡性のあるもの、にごりのあるもの、要冷蔵の生酒、熟成期間は3年以上だが10℃以下で貯蔵された古酒・熟成酒、熟成期間が3年未満の古酒・熟成酒はエントリー不可

栄光を手にしたのは……

「Kura Master 2025」の最高賞「プレジデント賞」「Kura Master 2025」の最高賞「プレジデント賞」

プレジデント賞「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」八百新酒造株式会社(山口県)

八百新酒造のみなさま、本当におめでとうございます。

「Kura Master 2025」プラチナ賞/金賞受賞酒一覧はこちら。

(文:SAKETIMES編集部)

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