オーストラリアに広がる人類共生の哲学　シドニーでニューサウスウェールズ方面幹部会

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オーストラリアに広がる人類共生の哲学　シドニーでニューサウスウェールズ方面幹部会
オーストラリアに広がる人類共生の哲学　シドニーでニューサウスウェールズ方面幹部会

2025年9月24日

学会創立100周年の2030年へ、新たな飛躍を誓い合ったニューサウスウェールズ方面の友（21日、オーストラリア文化会館で）

　【シドニー】オーストラリア・ニューサウスウェールズ方面の幹部会が21日、シドニーのオーストラリア文化会館で盛大に開催された。これには谷川SGI（創価学会インタナショナル）理事長らオセアニア訪問団が同国SGIのニール理事長、チャン婦人部長、同方面のリーダーらと共に出席した。

　【シドニー】オーストラリア・ニューサウスウェールズ方面の幹部会が21日、シドニーのオーストラリア文化会館で盛（せい）大（だい）に開（かい）催（さい）された。これには谷川SGI（創価学会インタナショナル）理事長らオセアニア訪（ほう）問（もん）団（だん）が同国SGIのニール理事長、チャン婦人部長、同方面のリーダーらと共（とも）に出席した。

　春の暖かな日差しが、シドニーの街を包み込む。オーストラリア南東部に位置するニューサウスウェールズ州の州都シドニー。同国の経済・文化の中心地である。多様な民族が共生する地で、創価の友は地道に一人また一人と対話を重ね、信頼を広げてきた。
　
　2000年11月には、国境や宗教の差異を超えた国際的な対話の推進など“世界市民としての活躍”をたたえ、同地のシドニー大学から池田大作先生に「名誉文学博士号」が贈られている。先生は、この式典の模様を小説『新・人間革命』の中で振り返り、述べた。「21世紀は、人道をもとに、思いやりをもって、自他共に栄える人類共生の時代であらねばならない」
　
　師が展望した“人類共生の世紀”。この希望の時代を創るため、ニューサウスウェールズの同志は真心の励ましで人間主義のスクラムを広げる。
　
　婦人部のミラリナ・タヌミハルジャさん（グループ長）もその一人。励ましに徹し、「自身のグループから、広布を担う新たなリーダーを輩出できたことが最大の喜び」とほほ笑む。
　
　タパー方面長は力説する。「世界が分断の危機に直面する今こそ、文化や民族の背景を超えて、人間として互いを認め合うことが重要です」

　春の暖（あたた）かな日差しが、シドニーの街を包（つつ）み込（こ）む。オーストラリア南東部に位置するニューサウスウェールズ州の州都シドニー。同国の経（けい）済（ざい）・文化の中心地である。多（た）様（よう）な民族が共生する地で、創価の友は地道に一人また一人と対話を重（かさ）ね、信（しん）頼（らい）を広げてきた。
　
　2000年11月には、国境や宗教の差（さ）異（い）を超（こ）えた国際的な対話の推（すい）進（しん）など“世界市民としての活（かつ）躍（やく）”をたたえ、同地のシドニー大学から池田大作先生に「名誉文学博士号」が贈（おく）られている。先生は、この式典の模（も）様（よう）を小説『新・人間革命』の中で振（ふ）り返（かえ）り、述べた。「21世紀は、人（じん）道（どう）をもとに、思いやりをもって、自（じ）他（た）共（とも）に栄（さか）える人類共生の時代であらねばならない」
　
　師が展（てん）望（ぼう）した“人類共生の世紀”。この希望の時代を創（つく）るため、ニューサウスウェールズの同志は真心の励（はげ）ましで人間主義のスクラムを広げる。
　
　婦人部のミラリナ・タヌミハルジャさん（グループ長）もその一人。励ましに徹（てっ）し、「自身のグループから、広布を担（にな）う新たなリーダーを輩（はい）出（しゅつ）できたことが最大の喜び」とほほ笑（え）む。
　
　タパー方面長は力説する。「世界が分（ぶん）断（だん）の危（き）機（き）に直面する今こそ、文化や民族の背（はい）景（けい）を超えて、人間として互（たが）いを認（みと）め合うことが重要です」

先住民（アボリジナル）にルーツを持つマシュー・ドイルさんが、祖先とオーストラリアの大地への感謝を述べた

平和への思いを込めて、信仰体験を披露したサクシ・セティさん

　異体同心の団結光る幹部会では、先住民（アボリジナル）にルーツを持つマシュー・ドイルさんが歓迎のあいさつ。タイング方面男子部長は、平和構築への決意を語った。女子部のサクシ・セティさんが「世界市民たれ」との先生の指針を胸に、大学院の修士課程で平和学を学びながら、固い友情を結んだ体験を披露した。
　
　記念のパフォーマンスでは中心者の掛け声に応じ、有志が続々と壇上へ。人生の無限の可能性を描いた楽曲を、アカペラで歌い上げたサプライズの演出に、場内のボルテージは最高潮に――。

　異（い）体（たい）同（どう）心（しん）の団結光（ひか）る幹部会では、先住民（アボリジナル）にルーツを持つマシュー・ドイルさんが歓（かん）迎（げい）のあいさつ。タイング方面男子部長は、平和構（こう）築（ちく）への決意を語った。女子部のサクシ・セティさんが「世界市民たれ」との先生の指（し）針（しん）を胸（むね）に、大学院の修士課程で平和学を学びながら、固（かた）い友情を結（むす）んだ体験を披（ひ）露（ろう）した。
　
　記念のパフォーマンスでは中心者の掛（か）け声に応（おう）じ、有志が続々と壇（だん）上（じょう）へ。人生の無限の可能性を描（えが）いた楽曲を、アカペラで歌い上げたサプライズの演出に、場内のボルテージは最（さい）高（こう）潮（ちょう）に――。

開かれた心を持ち、内なる力を解き放とう！――有志による記念のパフォーマンス。団結の歌声に感動が広がった

　次いでニール理事長が、地涌の使命を胸に、社会に信頼を築こうとあいさつ。谷川SGI理事長は、池田先生が1964年のオーストラリア訪問でメディアの取材を受けた際、言葉を尽くした正義の対話で学会に対する誤解を晴らした史実に触れつつ、誠実な振る舞いと語らいで広布の裾野を広げようと訴えた。
　
　幹部会の後、男子部のマサカズ・タイラさんは声を弾ませた。「師弟有縁の地で戦う誇りを胸に、広布拡大に挑戦していきます！」
　
　また同日夕、シドニー近郊のメドーバンク地域のグループ座談会（グループ長＝キム・チサキさん）が同会館で行われ、谷川SGI理事長ら訪問団が出席。求道心あふれる友を心から励ました。

　次いでニール理事長が、地（じ）涌（ゆ）の使命を胸に、社会に信頼を築（きず）こうとあいさつ。谷川SGI理事長は、池田先生が1964年のオーストラリア訪問でメディアの取材を受けた際（さい）、言葉を尽（つ）くした正義の対話で学会に対する誤（ご）解（かい）を晴らした史（し）実（じつ）に触（ふ）れつつ、誠（せい）実（じつ）な振（ふ）る舞（ま）いと語らいで広布の裾（すそ）野（の）を広げようと訴（うった）えた。
　
　幹部会の後、男子部のマサカズ・タイラさんは声を弾（はず）ませた。「師弟有（う）縁（えん）の地で戦う誇（ほこ）りを胸に、広布拡大に挑戦していきます！」
　
　また同日夕、シドニー近（きん）郊（こう）のメドーバンク地域のグループ座談会（グループ長＝キム・チサキさん）が同会館で行われ、谷川SGI理事長ら訪問団が出席。求道心あふれる友を心から励ました。