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2025年9月24日 12:31

山形県内の下水道管「緊急度1」2.7キロ 全国9番目の長さ 埼玉の道路陥没受け全国で重点調査

埼玉県でことし1月に発生した道路陥没事故を受けて、山形県が下水道管を調査した結果、1年以内の対策が必要になる「緊急度1」に該当する部分が2.7キロあることが分かりました。東北6県で最も長く、全国で9番目に長くなっています。

国交省は自治体に要請していた下水道管の重点調査について、8月時点での結果を公表しました。山形県内では、山形市と天童市にある県管理のおよそ6.4キロで優先して調査が行われ、このうち、腐食やひびなどにより原則1年以内に速やかな対策が必要となる「緊急度1」に2.7キロが該当することが分かりました。これは東北6県で最も長く、全国でも9番目の長さだということです。また、応急措置を行った上で5年以内に対策を取る「緊急度2」の部分はおよそ1.8キロでした。一方、直ちに陥没の恐れがあるとされる道路下の空洞は確認されませんでした。山形県は「緊急度1」に該当する部分の対策工事を速やかに実施する方針です。

最終更新日:2025年9月24日 12:31

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