いろんな味の栗 楽しんで 収穫量全国1位、キャラバンが茨城県産PR 笠間で来月3〜5日「まつり」

県産の栗をPRする関係者ら=水戸市内で

 収穫量全国1位を誇る茨城県産の栗のPRキャラバンが17日、水戸市内で秋の味覚のシーズン入りをアピールした。

 県内では笠間市やかすみがうら市など各地で栗が栽培されており、2024年まで40年連続で収穫量全国1位の座を守っている。生栗はスーパーや産地の直売所などで販売。このほか、東京の大田市場を通じて首都圏で流通し、近年はペーストなどに加工されて菓子店などで使われることも多い。

 県くり生産者連絡協議会監事の円城寺和則さんは「選果を徹底し、より良い品質の栗をお届けできるよう頑張っている」。志士庫(ししこ)園芸農業協同組合(かすみがうら市)の漆野和夫理事は「10月にかけて多彩な品種の出荷が続き、いろいろな味の栗が楽しめる」と魅力を話した。

 10月3〜5日には笠間芸術の森公園(笠間市)で「かさま新栗まつり」が開かれ、焼き栗やスイーツ販売、栗拾い体験などが繰り広げられる。(酒井健)

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