横断幕を掲げて安保法制への反対を訴える市民ら=富山市の富山駅前で
集団的自衛権の行使容認が盛り込まれた安全保障関連法の成立から10年がたった19日、関連法に反対する市民らが富山駅前で抗議集会を行った。
「平和と人権、くらしを守れ!県民集会実行委員会」が主催し、市民団体や立憲民主党、日本共産党、社民党の関係者ら約60人が参加した。「戦争準備をやめ、平和の行動を!」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、「安保法制は憲法違反だ」「自公政権の防衛力強化は周辺国との軍事競争を加速し、防衛につながらない」などと訴えた。
また7月の参院選についても触れ、「外国人の排斥、差別と分断を助長する右派ポピュリズムが増えた」との懸念の声も上がった。(飯塚大輝)
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