国の特別名勝・栗林公園（香川県高松市栗林町）内の商工奨励館西館に20日、「Café de Ritsurin（カフェ ド リツリン）」がオープンする＝写真上＝。和の雰囲気の中、県産食材を使ったランチプレートやスイーツなどで来園者に癒やしの空間を提供する。
県は、2015年の商工奨励館のリニューアルオープンに合わせてカフェを開設。県からの委託を受け、これまでフェアリー・テイル（同市）が「ガーデンカフェ栗林」として運営していたが、今年7月末に契約満了となった。新たに運営に当たるのは、セトラスフードテック（同市）で、8月から休業して店内を改装するなどしていた。
お薦めメニューの一つ「本日のランチプレート」（1600円）は、肉か魚を選べる主菜に、旬の県産野菜を使った総菜が添えられている。オープン時のメインは、低温調理したローストポークに旬の野菜で作ったオリーブのソースをかけたものか、讃岐の白みそでつけ込んだサーモンを焼き上げたもののいずれか。
このほか、ダイシモチ麦のご飯にコクのあるルーが合う「大豆ミートカレー」や新米で作るおにぎり、ふわふわ食感が特徴の台湾風かき氷など、こだわりのメニューがそろう。
同店の播磨康司マネジャーは「園内散策の休憩に立ち寄り、ゆったりくつろいで」としている。
営業時間は午前10時～午後4時。月曜定休（祝日などの場合は翌日）で、12月28～31日も休み。
（四国新聞・2025/09/20掲載）
特別名勝 栗林公園
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