メダルと賞状を手にする那須さん(左)と遠藤さん
厚木市立東名中学校女子ソフトテニス部の那須柚月さんと遠藤未桜さん(ともに3年)ペアがこのほど、第61回神奈川県中学校ソフトテニス大会で個人戦3位入賞を果たし、8月の関東大会に出場した。
今年2月に那須さんが転校してきたことを機に結成されたペア。優勝を目標に臨んだ地区大会では「優勝しなくては」というプレッシャーから決勝で惜敗。2人とも「試合を楽しめていなかった」とその敗戦をバネに、「とにかく笑顔で楽しもう」と気持ちを新たに県大会に挑んだ。
ともに後衛という珍しい陣形ながら息の合ったプレーを見せ、関東出場を決めた後の準々決勝では「今までで一番のペアワークができた」と会心の試合運びで勝利した。
惜しくも関東大会では初戦敗退となり引退となったが、遠藤さんは「昨年は惜しいところで行けなかったので嬉しかった」と笑顔を見せ、那須さんは「関東大会出場という目標を達成できてよかった」と話した。
「明るく元気に」をモットーに厳しい練習に励む同部。キャプテンの遠藤さんが率いるチームは団体戦でも県大会3位に入賞し、個人・団体での関東大会出場を果たした。
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