カルチャー
「食感がダメでした」 日本食を大絶賛したオーストラリア在住カップルが唯一苦手だったものとは
公開日:2025.09.19
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更新日:2025.09.19
日本食事魚介類ニッポンいいね!
オーストラリア在住の(左から)ケイオンさんとエリーザさん【写真:Hint-Pot編集部】
多彩な食文化で知られる日本。訪日外国人の多くが、日本食の繊細な味付けや美しい盛りつけに魅了されています。一方で、独特な食感や製法に驚く人も少なくありません。1か月をかけて日本各地をめぐった外国人カップルも、ほぼすべての日本食を絶賛するなか、ひとつだけ苦手だった食べ物があるといいます。それはいったい、なんだったのでしょうか。
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初訪日で1か月の長期滞在
イタリア出身のエリーザさんと、イギリス出身のケイオンさん。ふたりは現在、オーストラリア在住で、ともに初めて日本を訪れました。大阪から京都、神戸、奈良、金沢、高山、富山、富士山、そして最後は東京まで、1か月をかけて回ったそうです。
「時間もあったし、多くの都市を回ったので、新幹線は使いませんでした。交通費は、ヨーロッパやオーストラリアと比べても安かったですし、乗り方もわかりやすくて、とても便利でした」
そう教えてくれたケイオンさん。電車とバスを乗り継ぐことで、さまざまな都市を自分たちのペースで回ることができたようです。
「日本食はアメージング!」 でも唯一苦手だったものは…
日本各地で食文化を堪能したふたり。エリーザさんからは、日本食への愛があふれ出します。「日本で体験した食は本当にアメージング。ラーメンは毎日でも良いくらい。たこ焼き、うどん、そば、ありとあらゆるものを試しました」と大絶賛です。
しかし、そんなエリーザさんにも、どうしても受け入れられない日本食があったといいます。「ひとつだけダメだったのは、イカの塩辛。食感がダメでしたね」と苦笑いを浮かべます。イカの塩辛は、イカの内臓を塩漬けにして発酵させた、日本の伝統的な珍味。独特のねっとりとした食感と濃厚な旨味が特徴で、日本酒のつまみとして親しまれています。
チーズやワインなど、発酵食品の文化があるヨーロッパ出身のエリーザさんでも、イカの塩辛の食感は受けつけなかったようです。
それでも、エリーザさんの日本食愛は揺るがなかったようで「でも、それだけで、あとはどれもおいしかった」と笑顔で語ります。残りの滞在でも、日本の食や文化を堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
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