プロの迫力、裏方の大切さを体感 玉野の中学生170人 山陽新聞レディース杯ゴルフ会場訪れる

プロ選手のプレーを熱心に観戦する荘内中の生徒ら=東児が丘マリンヒルズGC

 玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで19日開幕した女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」で、地元中学生が観戦とボランティアに訪れ、プロ選手の迫力やツアー運営の大変さを体感した。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の競技普及に向けた「社会科見学プログラム」で、同市の山田、荘内、玉中から計約170人が参加した。瀬戸内海を望む美しい景観のコースで競う選手たちを間近で観戦。撮影禁止といった注意喚起、ショットやパットの際にギャラリーに静粛を促す仕事も体験し、大会を支える裏方の大切さを学んだ。

 荘内中3年大高初奈(にいな)さん(14)は「緊張感ある中でプレーする選手はかっこいい。ゴルフに挑戦してみたくなった」と振り返った。

 プログラムは2023年度に始まり、今季は全国約30大会で開催を予定している。JLPGAの森本多津子理事は「迫力あるショットや自然の美しさなど現場でしか味わえないゴルフの魅力に触れることで、興味を持つ契機になってほしい」と話した。(黒瀬空)

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version