「生活費が欲しかった」 滋賀県や京都府で交通事故偽装し約470万円の保険金だましとったか 板金塗装業の男ら最終送検 滋賀県警
滋賀県や京都府で交通事故を偽装し、保険会社から保険金をだまし取ったなどとして、警察は、男女7人を送検し、捜査を終結しました。
詐欺などの疑いで送検されたのは、滋賀県甲賀市の自動車板金塗装業、宇田満彦被告(51)と、宇田被告の知人ら男女6人です。
警察によりますと、宇田被告らは共謀し、おととしから去年にかけて滋賀県や京都府で車をわざと衝突させるなどして物損事故を偽装し、保険会社3社からあわせて約470万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
宇田被告の知人らが交通事故を偽装して保険会社に保険金を請求し、宇田被告の工場に車の修理を依頼。
宇田被告は、保険金の一部を修理代として受け取っていたということです。
警察の調べに対し、7人は容疑を認め、宇田被告は、
「生活費が欲しかった」
と話し、知人らは、
「お金が欲しかった」
「お金をかけずに車をきれいにしたかった」
などと話しているということです。
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