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世界陸上 東京2025 日本代表選手80名発表!
Tokyo2020金のアントネラ・パルミザノ(イタリア)、オレゴン2022金のキンバリー・ガルシア・レオン(ペルー)、ブダペスト2023金のマリア・ペレス(スペイン)、パリ2024金のヤン・ジアユ[楊家玉](中華人民共和国)と、直近のオリンピックおよび世界陸上を制した“女王”が勢ぞろい。日本からは藤井菜々子、岡田久美子、柳井綾音が挑んだ。
序盤はヤンが先頭を引っ張り、有力選手たちが集団を形成。その中に藤井も加わった。Tokyo2020金のパルミザノは11キロで無念のリタイア。15キロ付近で先頭は絞られ、そこからペレスがスパート。アレグナ・ゴンザレス(メキシコ)が追い、3番手には藤井とガルシア・レオンが並ぶ展開となった。
終盤はペレスが独走し、世界陸上連覇を達成。銀はゴンザレス。銅メダル争いは白熱し、藤井が一時ガルシア・レオンを突き放したものの、18キロ手前で2度目の警告を受け失速しかける。そこにガルシア・レオンとパウラ・ミレナ・トーレス(エクアドル)が迫るも、藤井が最後まで耐え切り、3位でフィニッシュ。
藤井は日本女子競歩史上初となる世界大会のメダル獲得を果たし、快挙を成し遂げた。
藤井菜々子 コメント(レース後)
(日本記録を更新して)気づかなかったのですが、まさかこの大会でベストが出るとは思わず、とてもうれしいです。今回はメダルを狙っていて、思い描いたレースができたことに感激しています。苦しくなった時、応援が力になりました。
(終盤の接戦について)この順位で競技場に入れたことが本当にうれしかったです。観客の歓声が大きな後押しになりました。競歩では男子がメダルを取る一方で、女子はまだまだと言われてきたので、必ず自分がメダルを取ると決めていました。今回は銅メダルですが、次は金メダルを目指します。
(日本勢3選手が全員完歩したことについて)過酷なレースで厳しいコースでしたが、チームジャパンが一丸となってゴールできて良かったです。
女子20キロ競歩結果
🥇マリア・ペレス(スペイン)1:25:54
🥈アレグナ・ゴンザレス(メキシコ)1:26:06
🥉藤井菜々子 1:26:18 日本新
4.パウラ・ミレナ・トーレス(エクアドル)1:26:18
5.キンバリー・ガルシア・レオン(ペルー)1:26:22
6.ヤン・ジアユ[楊家玉](中華人民共和国)1:27:16
18.岡田久美子 1:30:12
37.柳井 綾音 1:35:44
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