マテウス・ジェズス 写真:Getty Images

 V・ファーレン長崎所属のブラジル人MFマテウス・ジェズスに、2025シーズン限りで退団する可能性が浮上。母国クラブからの関心が報じられているが、フリー移籍の可能性もあるとみられる。

 現在27歳の同選手は2018年にG大阪でプレーも、宮本恒靖監督の就任後に出場機会を失い、わずか半年で退団。その後、2019年にコリンチャンスで元長崎指揮官であるファビオ・カリーレ監督の指導を受けていたが、コリンチャンスでレギュラー定着とはならず、複数クラブへレンタル移籍する。

 しかし、2023年8月にコリンチャンスから長崎へ完全移籍したことをきっかけに、同選手のキャリアは好転。加入1年目からリーグ戦12試合の出場で1ゴール4アシストと結果を残すと、2024シーズンはリーグ戦37試合の出場で19ゴール7アシスト。今季もここまで14ゴール4アシストと、主力選手として活躍している。

 そんなマテウスと長崎の契約については、ブラジル『ge』が2024年11月の時点で「契約期間は2025シーズン終了後まで」「長崎はマテウスの保有権の25%を保持」などとリポート。両者が契約延長をしていない場合、同選手は今季終了後に契約満了を迎えるとみられる。

 また、ブラジル『Fred Augusto』は9月17日に「アトレチコ・ミネイロはマテウス・ジェズスの動向を注視」とリポート。現時点で交渉や正式オファーの有無は報じられていないものの、母国復帰の可能性はあるという。長崎の中心選手として結果を残し続けるマテウスが、来季以降どの舞台でプレーするのか。クラブと選手の今後に注目が集まる。

 

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