米国、インドへの関税緩和の可能性=印主席経済顧問

インド政府の主席経済顧問アナンタ・ナゲスワラン氏は18日、米国が近くインド製品に対する懲罰的輸入関税を撤廃し、さらに相互関税も現行の25%から10―15%に引き下げる可能性があるとの見方を示した。2023年1月、ニューデリーで撮影(2025年 ロイター/Adnan Abidi)

[ムンバイ 18日 ロイター] – インド政府の主席経済顧問アナンタ・ナゲスワラン氏は18日、米国が近くインド製品に対する懲罰的輸入関税を撤廃し、さらに相互関税も現行の25%から10―15%に引き下げる可能性があるとの見方を示した。

ナゲスワラン氏は「少なくとも25%の追加の懲罰的関税について早ければ今後数カ月以内に解決が見られると個人的に確信している」と語った。さらに「25%の相互関税についても、これまで想定していた10―15%程度まで引き下げられる可能性があるのではないか」と述べた。

インド政府は16日、米国と「前向き」で「建設的」な貿易協議をしたと発表。トランプ米大統領はウクライナ侵攻を巡りロシアに圧力を強める一環として、インドのロシア産石油購入を理由に8月27日からインドに25%の懲罰的関税を課し、全体の関税率を50%に倍増させた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version