千葉県の北東部に位置する香取市(かとりし)は、温暖な気候と肥沃な農地に恵まれ、首都圏の食料生産地の役割を担っているまち。

市内には、水郷筑波国定公園に位置する利根川周辺の自然景観をはじめ、東国三社の一つ「香取神宮」や日本で初めて実測地図を作成した伊能忠敬の旧宅跡(国指定史跡)などがあり、自然・歴史・文化に彩られています。

今回紹介するのは、香取市佐原(さわら)を代表する一大イベント「佐原の大祭 秋祭り」。諏訪神社の祭礼で、14台の山車(だし)が曳き廻される迫力満点のお祭りです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光イベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は、香取市のイベント「佐原の大祭 秋祭り」と、人気の返礼品について詳しく調べてみました!

迫力満点の山車曳き回し! 「佐原の大祭 秋祭り」について

佐原の大祭 秋祭り
・開催日時:2025年10月10日(金)~12日(日) ※曳き廻しは各日10:00~22:00(変更となる場合あり)、雨天決行(山車人形にビニールシートを掛けて曳行)。
・開催場所:佐原新宿地区
アクセス:佐原駅すぐ(駅前が祭区域)

「北総の小江戸」と呼ばれる水郷のまち・香取市佐原。江戸時代から昭和初期に建てられた商家や土蔵が軒を連ねる「佐原の町並み」は、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

そんな香取市佐原を代表する一大イベント「佐原の大祭 秋祭り」は、新宿地区で行われる諏訪神社の祭礼。約4mある欅(けやき)造りの山車に関東彫りの彫刻による装飾が施され、さらに身の丈4~5mにも及ぶ大人形が乗っています。「江戸優り(えどまさり)」を象徴する豪華絢爛な14台の山車が、佐原囃子の旋律に合わせて小江戸佐原の町内を勇壮に曳き廻されます。

【千葉県香取市】小江戸の町並みと山車曳き廻しを楽しむ風情あふれるお祭りとは? 地元ならではのふるさと納税返礼品も

山車の曳き手による手踊りや、山車を担ぎあげて数回転させる「のの字廻し」をはじめとした曲曳き、小江戸の古い町並みの軒先をかすめながらの狭い道路での曳き違いなど、迫力満点の山車曳き廻しは、見どころ満載!

まちが暗くなるころには、山車に取り付けられた提灯を点した曳き廻しが行われ、日中とは趣の異なる情緒を感じられるのも魅力です。

自治体からのメッセージ

曳き廻される山車は大人形も含めて8~9mもの高さがあり迫力満点。若衆たちが力を合わせて山車を回転させる「のの字廻し」は一見の価値ありです。江戸時代にタイムスリップしてみませんか?

香取市のふるさと納税返礼品について

江戸時代水運で栄えた佐原では醸造業も盛んだったそうです。当時から現在も残る老舗「馬場本店酒造」がつくる「最上白味醂(みりん)」と、祭りの合間の休憩にもピッタリ! クラフトビールとチーズのセットを紹介します。

昔ながらの製法で造られた本格みりん「最上白味醂」

・提供事業者:馬場本店酒造
・内容量:本格みりん 『最上白味醂』600ml×3本
・寄附金額:1万2,000円

江戸時代より続く老舗酒蔵の伝統的な本格みりんです。江戸時代後期より造り始め現在もその味を守り続けている、今では数少ない旧式の手造り。おだやかな香りと自然な甘み、濃厚な旨みが特徴です。

小江戸佐原 クラフトビール& チーズセット

・提供事業者:伊能忠次郎商店
・内容量:小江戸佐原ビール330ml 2本、さけるモッツァレラチーズ80g 1個、カチョカバロ150g 1個
・寄附金額:1万2,000円

搾乳したての生乳を使ったチーズと、香りや味にこだわり、丁寧に醸造したオリジナルのビールのセットです。ビールにピッタリのさけるチーズは、モッツァレラチーズを作る製法で製造。くせになる食感とミルキーな風味を味わえます。カチョカバロは、表面を軽く焼くと、外はカリッと中はモチモチ食感のチーズステーキとして楽しめるのだそう。

今回は千葉県香取市のイベント「佐原の大祭 秋祭り」と、返礼品を紹介しました。大人形も含めて8~9mもの高さがある山車の、迫力満点の曳き廻しを観賞できるお祭りです。昼と夜で、趣の異なる情緒を感じられるのもポイント! 例年佐原駅前や忠敬橋(ちゅうけいばし)付近の駐車場などに設けられる広場では飲食物販売などが行われるそうです。気になった人は、一度チェックしてみてくださいね。

ライター:マイナビふるさと納税担当者

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