「インテックス大阪」で開催された「マジック大戦祭 2025 OSAKA GoGo!! MAGIC: THE GATHERING」(以下、「マジック大戦祭」と略)の様子を写真と共に紹介します。

 

 開催地である「大阪国際見本市会場」通称「インテックス大阪」は、日本最大級の国際展示場で、関西に住んでいたら1度は耳にするような超広くて、めちゃんこ有名な会場です。

 それもそのはず、この会場の総展示面積は、日本3位の施設で、西日本では最大の大きさになります。そんな場所でこの「マジック大戦祭」が開催されました。

 今回は直近に発売されたセット『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』の盛り上がりを引き継ぎ、参加者も過去最大となり、2,200名を超える参加者がマジックを楽しみました。

 さて、前置きはこれぐらいにして、さっそく会場の様子を紹介しましょう!

開場直前の様子
 

 こちらは開場前の7時45分頃の写真です。通常開場は9時なのですが、今回は買うチケットによって、はやく入場できる仕組みがとられていました。

 「コレクタブルパッケージ」と呼ばれるもっともよいパッケージの購入者は1時間早い8時より会場に入場することができました。多くの参加者がみこまれるため、入場の緩和などの理由もありました。

 

 こちらは8時入場の様子です。多くのスタッフの方々か手際よく入場の処理をしていました。早期入場の800名を超える参加者の受付は開場後30分までには終わっており、かなりスムーズな入場となっていました。

 

 そして、9時入場の様子です。今までにない人数と熱気でイベントがいよいよ本開幕となりました。

イベントへの参加方法
 

 今までの「マジック大戦祭」は、事前受付と当日受付があったのですが、今回は非常に人気があったため、事前受付のみでの参加となりました。

 

 「ベーシックパッケージ」「プレミアムパッケージ」「コレクタブルパッケージ」「3on3イベントパッケージ」の4種が販売されました。

 

 こちらが「コレクタブルパッケージ」の内容です。コレクタブルとある通り、「ベーシックパッケージ」「プレミアムパッケージ」に入っているものが全て入っており、上記の通り8時から入場可能となっていました。

 

 また、それだけではなく、この黄色と青色のリストバンド型「対戦イベント1DAYフリーパス」がついており、1日中追加料金なしで対戦することができました。※1

※1 シールドなどのブースターパックが必要なイベント以外の4名フライトイベントへのフリーパスとなります。

 

 こちらは「プレミアムパッケージ」です。プレミアムとある通り、かなり豪華な内容です。


ウッドケース入りステンレストークン3種(《》《》《》(片翼の天使、セフィロス))のうちいずれかランダムに1種
《》マジック大戦祭ロゴ入りプレイマット×1
《》イベント限定ストレイジボックス×1
《》イベント限定フルプロテクトキーホルダー×1
『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』コレクター・ブースター×2
対戦イベントクーポン 30クーポン分×1
マジック大戦祭ステッカー×1
イベント限定ショッパー×1
マジック大戦祭への入場権利

   

 続いては「ベーシックパッケージ」です。ベーシックとありますが、これもなかなかに良い品がいっぱいです。


《》マジック大戦祭ロゴ入りプレイマット×1
《》イベント限定ストレイジボックス×1
《》イベント限定フルプロテクトキーホルダー×1
『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』コレクター・ブースター×1
対戦イベントクーポン 15クーポン分×1
マジック大戦祭ステッカー
イベント限定ショッパー×1
マジック大戦祭への入場権利

   

 こちらが、「マジック大戦祭への入場権利」となるリストバンドです。「コレクタブルパッケージ」とは色が異なっており、イベントへの参加方法が異なります。

 

 こちらが、イベントへ参加するために必要な、その名の通り「イベント参加クーポン」です。6~10のクーポンを使用して自分が参加したいフォーマットのイベントへ参加できました。当日会場で受け付けのあったフォーマットは、スタンダード、モダン、統率者戦、そして、追加料金は必要でしたが、シールドもありました。

 

 もちろん、途中でクーポンが尽きてしまったても追加購入が可能でした。追加可能なクーポンも「コンパクト」「レギュラー」「デラックス」と遊べる時間に合わせてクーポンの取得量を選ぶことができました。

 

 また、それぞれの追加クーポンは、ブースターパックを購入することで追加でき、「コンパクト」は『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』プレイ・ブースター×1パック。「レギュラー」は『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』プレイ・ブースター×4パック。「デラックス」は『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』コレクター・ブースター×1パックと非常に人気があり販売所は長蛇の列となっていました。

 
各種イベントについて
 

 会場内では、上記したスタンダード、モダン、統率者戦、そして、シールドがありました。また、事前受付の「3on3シールド」と「3on3スタンダード」がありました。それぞれを紹介しましょう!

各種フライト式イベント
 

 かなりなじみ深くなってきたかもしれないフライト式イベント。要するに必要な人数が集まるたびにスタートする(フライトする)イベントです。これが「マジック大戦祭」のメインイベントと言っても良いコンテンツです。いつ行っても遊べて、いつでも帰ることができる。そして、休憩したり、また対戦したりと、自分のペースで楽しめるのがこのフライト式イベントの魅力です。フォーマットも自分が好きなものを選ぶことができ、スタンダードやって、統率者戦やってなど、好きに組み合わせられました。

 

 このような形で参加したいフォーマットの待機列に並びます。

 

 人数が集まるとジャッジやスタッフがイベントテーブルまで案内してくれます。どのフォーマットも4名が集まればスタートされるので、ほぼ待ち時間なしでどんどん対戦テーブルへと案内されていました。

 

 こちらは、運営スタッフのテーブル管理用ツール。素早いテーブル案内はこういったツールの向上が縁の下で支えているのですね。

 

 こちらは、統率者戦の様子です。 ブラケットごとに列が用意されており、自分のデッキレベルに近い人と対戦できるので安心です。

 ※ 統率者戦ブラケットについてはこちらの記事をお読みください。

3on3 イベント
 

 こちらは事前受付で参加できた、3人チーム戦のイベントです。イベントはスタンダードチーム戦と、シールドチーム戦がありました。それぞれ2回づつあり、シールドは合計64チーム延べ192名の参加者があり、どの回も満員でした。スタンダードは27チーム延べ81名の参加者がありました。

 

 有名なプレイヤーの方々もチームで参加さていました。こちらは唯一会場で5ラウンド行う長丁場でした。せっかくですので優勝者を紹介しましょう!

3on3スタンダード①の優勝、チーム「トレカのちかてつ連合」

 

3on3シールド①の優勝、チーム「はまキッズとミギノテと堺」

 

3on3スタンダード➁の優勝、チーム「マジック大好き」

 

3on3シールド➁の優勝、チーム「フロンティア天六ドラフター」

 

 以上4チームでした。おめでとうございます。

 

 そして、おまけの1枚。優勝してないけど、プレイマットをゲットしてめちゃくちゃ嬉しそうなチームです。公式生放送の解説でお馴染みの加藤健介選手の所属するチームでした。

 

 優勝以外にも、4勝以上したプレイヤーも景品を手にすることができました。また、人数によっては、さらにじゃんけん大会で景品が手に入るなど、優勝者を決める大会ながら、「マジック大戦祭」らしいカジュアルな雰囲気でのイベント運営がなされていたのが印象的でした。

景品交換
 

 対戦をいっぱいできるのはわかったけど、それがどうやねん!ってそろそろ思った方も多いでしょう。もちろん、今回も景品がたんまり用意されておりました。

 まずは、システムから紹介しましょう。

 

 各イベントが終了すると、結果報告のためのブースへ移動します。

 

 そこで成績に応じて景品と交換できるスタンプを手に入れることができます。1対1のフライト式イベントは2回戦固定で、参加賞の4スタンプ、さらに勝利数に応じて4スタンプが追加で加算されるシステムでした。要するに0勝でも4スタンプ、全勝だと合計12スタンプをゲットできました。統率者戦では参加で4スタンプ、優勝者のみさらに8スタンプを得ることができました。また、今回は「エキスパートスタンダード・BO3」と呼ばれる参加スタンプが1になる代わりに1勝すると10スタンプ追加でもらえる中々に大胆なイベントもありました。0勝だと1スタンプだけど、2勝すれば21スタンプをゲットと剛毅なイベントでした。

 ではでは、景品をゲットされた一部の方々を紹介しましょう!

 

 今回ならではの特別な景品が目白押しでした!うっ、うらやましいです!!

ステージイベント
 

 もちろん、本会場にもステージイベントがありました。その様子を少しだけ紹介しましょう!

初心者体験会

 オモコロ・永田さんの初心者講習会は今回も大盛況でした!

 

 オモコロ・永田さんのトーク力もあり、会場は非常に盛り上がっていました。

 また、今回の初心者講習会は、『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』の「スターターキット」にて行われました。

 年齢性別問わず多くの方が参加されており、カードゲームが初めての方も多く参加されていました。初めての「スターターキット」で少し戸惑いながらも、最後は楽しく対戦されていた姿が印象的でした。

大抽選会

常盤ゆいさん / ともにゃんさん / 開封大好きよしひろさん


 そして最後はこちらです!大抽選会!今回もいつものお三方が会場を盛り上げてくれました!また、抽選は非常にたくさんの当たりがでるだけでなく、かなり貴重な品も多かったです!大盤振る舞い!

 

 また、今までで最大規模ということもあり、ギャラリーの数と熱気もすごいものでした。では、当選した一部の方々を紹介します。

 

 おめでとうございます!すごいぞ、「マジック大戦祭」!!

まとめ

 さて、「マジック大戦祭 2025 OSAKA GoGo!!マジック:ザ・ギャザリング」の様子をお届けしました。今回は最大規模のイベントとなっただけあり非常に盛り上がっていました。多くの参加者からも、楽しかったとの声が聞こえる会場は、私も撮影していてもあっという間に10時間以上の時間が経っていました。

 カジュアルなイベントながら、誰もが楽しめるすばらしい「マジックのオアシス」、そんな風に私は「マジック大戦祭」を捉えています。それは、多くの参加の形があり、誰もが自分にあったスタイルで遊べ、途中退場もできるそんなイベントだからです。初参加の人からベテランまで、どんな人でも楽しめる方法がある、それがこのイベントの最も優れたところではないかと私は思いました。

 ここまで来たかと思うほどに大きくなった「マジック大戦祭」それは、運営だけじゃなく、参加者からの多くの声があったためでもあります。皆さんの満足度がこのイベントを大きくし、ここまでの規模になったのです。参加して楽しかった方、記事を読んで行ってみたいなと思った方、是非その想いを発信してください。きっとそれが次の「マジック大戦祭」に繋がることでしょう。

 その際は、また、是非皆さんに会場の様子をお届けできればと思います。

おまけ、会場上空を飛んだブルーインパルスと閉場の様子
 

 会場であるインテックス大阪は、大阪万博のすぐ隣の人工島です。その為、この日は大阪万博でブルーインパルスによる航空ショーが行われていました。

 その様子が写真に撮れたのでおまけでつけておきます。と言っても、会場用のレンズなので、ちょっと遠いですが……。

 

 実はこのショーは本来、大阪万博開会日の4月13日に行う予定でしたが、悪天候のため中止となったものが、振替となりこの「マジック大戦祭」の日に行われたのでした。何たる偶然でしょうか!

 こちらは閉場前の景品交換所の中からの様子。過去最大級だけのことはあり、非常に多くのプレイヤーが並んでいました。

 

 景品交換所の反対からの様子。会場は列で真ん中から分断されており、反対側に回り込んで撮影するために会場の端まで迂回する必要がありました。

 以上が、「マジック大戦祭 2025 OSAKA GoGo!!マジック:ザ・ギャザリング」のレポートでした。撮影させていただいた方々、取材に協力してくれた方々、ほんとうにありがとうございました!また、ありがたいことに写真を撮って欲しいと声をかけてもらうことも増え、大変に嬉しいです。協力していただけるプレイヤー、スタッフの方々の力でこの記事は成り立っております。マジ感謝です!

 

 それでは、また、どこかの会場でお会いしましょう!!

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