続いても元気な高齢者の話題です。
92歳になってもなおボウリングを楽しく続けている、県内最高齢ボウラーの徳島市の男性を取材しました。
その元気の秘訣とは?
( 記者)
「スエヒロボウルです。もうすでに大勢の方たくさん集まっていまして、賑わっています。この中に長寿のボウラーがいるということなんですが…」
この人?いや、この人?若い若い 違うな~全然見つからない…。
(記者)
「あ、あの方ですかね、おはようございます。92歳の木村さんですか?」
(木村實さん(92))
「はい はいそうです」
「よろしくお願いします」
徳島市の木村實さん92歳、県内最高齢のボウラーです。
11年前すでに80歳を超えていた時、この年齢でも始められるスポーツはないかと、思い立って始めたのがボウリング。
毎週欠かすことなく、これまで500ゲーム以上、初心者・高齢者向けの健康ボウリング教室に参加してきました。
(木村實さん(92))
「先週は(平均スコア)130点だった」
「3ゲームで今週は140を(目指したい)10点ぐらいアップして」
「おねがいしまーす。えいえいおー!」
一般的な人のボウリングスコアは80点から100点前後。
木村さんの目指す140点は、2投のうちにピンを全部倒すスペアやストライクを半分はとらなければなりません。
(記者)
「ピンのどこにボールを当てたら倒れるんでしょうか?」
「1と3との間」
「スペアは出るんでしょうか?金色のボールを手に取って」
「構えて投げました」
「ボールが滑って!これは…狙っているところに当たって、9ピン倒れました!」
木村さん、見事狙い通りのコースでピンを倒すことに成功。
続いて何やら緑のボールに持ち替えました。
(記者)
「慎重に投げました!さあカーブを描いて倒れました!」
「ゴールドの方が重いボールなんだそうです」
「これでまずピンをできるだけ多く倒して、あまったピンを少し軽い(緑の)ボールで倒す」
「それでスペアを取るという作戦だそうです」
「みんなとハイタッチ、きょう初めてのスペアです」
(木村さん・記者)
「これが12ポンド」
「持ってみてもいいですか?結構重いですね」
「12ポンド6キロくらいかな?」
「6キロくらい」
「こっちが11ポンド」
「軽いでしょ?」
「いや重いですよこれも」
使っているのは、自分に合わせたこだわりのマイボール。
(木村さん・記者)
「穴も自然にあいているものではなく、型をとってあけてもらった」
「木村さん手にぴったりあわせたボールということ」
「違うボールを持つと握っただけで感覚が違う」
工夫しながらボウリングを楽しんでいる木村さん。
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