9月15日は敬老の日ですが、徳島市のとくしま動物園にも長生きの動物がたくさんいます。

動物たちの長生きの秘訣を取材しました。

(記者)
「日本一カピバラの飼育数が多いことで有名なとくしま動物園ですが、実はご長寿の動物がたくさんいるんです」
「今日はその長生きの秘訣を探ります」

敬老の日の15日、65歳以上の来園者は入場料が無料となった「とくしま動物園ステラプリスクールアニマルキングダム」。

3連休最後の日を過ごそうと、三世代の家族連れなど、朝から多くの人で賑わっていました。

(記者)
「きょうはよろしくお願いします」

案内していただいたのは、とくしま動物園学芸員の小川嘉弘さんです。

最初に訪れたのはモンキープロムナード。

( 小川嘉弘さん・記者)
「どんな動物でしょうか」
「チンパンジーのみちお君です。今年で44歳になりますね」
「そうなんですね、すごく元気」

( 小川嘉弘さん・記者)
「水掛けられた」
「大丈夫ですか」
「大丈夫です」

元気いっぱい!いたずらっ子のオス、みっちゃん。

飼育されているチンパンジーの平均寿命は30年だそうです。

長生きの秘訣は…?

硬い木の皮と餌をかじること!

( 小川嘉弘さん)
「餌の時間がのびて、ストレス解消に繋がったり、虫歯予防になっているんじゃないかな

また1日4回の健康チェックにも協力的だそうです。

( 小川嘉弘さん・記者)
「健康志向のチンパンジーっていうことなんですね、みっちゃんは」
「そうですね。健康志向といえるかもしれないですね」

続いては国内最高齢のピューマ17歳のマーコです。

( 小川嘉弘さん)
「運動場に出るのが大好きな子で、元気いっぱいでよく動いていますね」

動くことが大好き!なマーコですが、この日は休日。

のんびりと過ごしていました。

そしてマーコのもとを訪れた人は…。

(訪れた人)
「あやかって私たちも長生き出来たら」
Q.誰ときましたか?
「ままとばあば」
「長生きしてほしい」

最後は国内最高齢のラマ・チャオ!平均寿命は20歳ですが、なんと28歳!

( 小川嘉弘さん)
「年齢とともに歯も弱ってきていますので、最近は長い干し草とか切って食べやすくして与えている」
「あの子自身があれだけ強いっていうのが、一番の長生きの秘訣ではないかな」

( 訪れた人)
「また今度来た時にラマが元気だといいなと思う」
「またみんなで来たいです」

とくしま動物園のご長寿の動物たち。

その秘訣は、よく食べてよく動くこと。

私たちも動物たちを見習って健康に気をつけたいですね。

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version