2025年9月5日、静岡県では台風15号の影響で突風が相次ぎ、国内最大クラスの竜巻も発生しました。牧之原市を中心に建物の屋根などが吹き飛ばされるなど、甚大な被害を受けました。静岡県によると9月11日午後2時現在、全半壊165棟、一部損壊1408棟、1人が死亡し重軽傷者83人となっています。また、避難生活が長期化する恐れがあるとして早急な支援が必要です。

 


竜巻の被害を受けた家屋(2025年9月10日撮影、静岡県吉田町)

 


突風で損壊したビニールハウス(2025年9月10日撮影、静岡県焼津市)

 

Civic Forceは9月10日・11日、スタッフ2名を静岡県内に派遣。被害が大きかった牧之原市、焼津市、吉田町の被災者や行政機関を訪問しニーズ調査を実施しました。


許可をいただき、被災した家屋の内部へ(2025年9月10日撮影、静岡県吉田町)

9月10日、吉田町等で竜巻により屋根が吹き飛ばされた住宅の調査を行い、被災者から話を伺いました。 屋根等が吹き飛ばされた被災者は「半壊、大規模半壊として認定されても、おそらく住めない。今後、どうすればいいか…」と、話していました。9月11日は牧之原市静波海岸や細江地区を訪れ、今後の支援に向けた被害状況の調査を行いました。 

 


竜巻の被害を受けた家屋や周辺を調査(2025年9月11日撮影、静岡県牧之原市)

 


竜巻の爪痕が残る市内(2025年9月11日撮影、静岡県牧之原市)

牧之原市、吉田町には多くの外国人が住んでいるため、日本語に不慣れな被災者のケアも重要です。被災の手続き等も困難であることが予想されるため、現在、通訳ボランティアの派遣を検討しています。

 

Civic Forceは今後、ニーズ調査をもとに地元の団体とも連携し、生活再建に向けた支援を検討します。 また、現地の状況等を注視しながら、必要な支援を迅速に届けられるよう活動を続けていきます。

 

引き続き、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

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