公開日時 2025年09月14日 13:08更新日時 2025年09月14日 13:08


男子100メートル自由形で県新記録の51秒30で6位入賞を果たした正木魁

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佐野 真慈

 国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」は13日、滋賀県草津市のインフロニア草津アクアティクスセンターで水泳競技が行われた。国スポに初出場の男子100メートル自由形の正木魁(沖縄アミークスインターナショナル中3年)が、県新記録の51秒30で6位入賞を果たした。

 大舞台で自己ベストを0秒19上回り、中学生だけでなく高校、大学、一般まで含めた県記録を0秒09縮めた。国民スポーツ大会初出場で6位に入賞した正木魁は「まだまだ成長できる」と自信をみなぎらせた。

 驚異的な成長速度だ。長水路では5月の若夏国体記念大会で52秒99で県中学記録を更新した後、2週間後の西日本年齢別選手権大会、7月の県中学総体、8月の九州大会、全国大会、さらにJOCジュニアオリンピックカップと、大会に出場するたびに県中学記録を塗り替えてきた。

 決勝に進んだ8人のうち、中学生は正木だけ。「高校生と競り合えた。手応えは得られた」と振り返った。

 ただ、満足はしていない。目標としていたのは日本水泳連盟の全国強化選手に選ばれる標準記録51秒14。「前半から飛ばさないと届かない。ただ、上げすぎて後半に失速してしまった。体力をつけないといけない」と、県新記録をマークしたにもかかわらず、反省を口にした。

 14日の自由形50メートルにも出場を予定している。「決勝に進めるように全力を尽くしたい」と誓った。

 (佐野真慈)

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