■体験工房の種類がとにかく多い
「たくみの里」は、古民家などで“ものづくり体験”ができる工房が20以上も点在する里山のテーマパーク。その広さはなんと東京ドーム70個分となる330ヘクタール。そのテーマパークの玄関口となる存在が「道の駅 たくみの里 豊楽館」という位置づけだ。
4つの集落からなるこのエリアは水田を中心とした農地が多く、現在も田園が広がる日本の原風景が残っている。道の駅の施設だけではなく、里山も含めた広いフィールドで食事や遊び、自然と触れる散策などさまざまな楽しみに触れることができる。
道の駅でも「体験道場」という施設でさまざまな「つくる体験」ができる。そば打ち体験は、地元産のそば粉を「こねる」「伸ばす」「切る」といった基本から丁寧にレクチャーし、そば打ちが初めてでもおいしいそばを作ることが可能。また、こんにゃく作り体験では地元産のこんにゃく芋を使って、こんにゃくが手作りできる。
子どもにも人気の「食品サンプルの家」は、本物の食べ物から型取りした食品サンプルのお店。パフェやパンケーキ、カフェドリンクなどのかわいい食品サンプルが作れ、さらにパンケーキを小物置きに、トーストを時計に、ピザをキーホルダーにするなど普段使いできる小物として楽しむことができる。
■工芸品や人気ドリンクも手に入る
「体験道場」の建物のなかに併設された「たくみ市場」では、たくみによる手づくり工芸品を販売している。地元みなかみ町産の生乳を使用した「たくみの里のむヨーグルト」も販売しており、酸味が少なく、甘みをおさえた濃厚な味わいだ。
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