各地の“ご当地焼き鳥”を集めた「西日本やきとり祭り」が山口県長門市で開かれ、大勢の人でにぎわいました。
「西日本やきとり祭り」は養鶏業が盛んで焼き鳥の店も多く、「やきとりのまち」として知られる長門市で毎年、この時期に開かれています。
ことしは香川県の丸亀市や福岡県の久留米市など西日本の各地から12の店の“ご当地焼き鳥”が集まり、店の前には長い行列ができていました。
このうち、養鶏組合などで作る「長門やきとり横丁連絡協議会」の店では、店の人が「長州どり」のもも肉の串にガーリックパウダーをかけて食べる地元で人気の食べ方を勧めていて、買った人がさっそくかけて地元の味を楽しんでいました。
また、愛媛県今治市の焼き鳥店は、とりの皮とムネ肉を、高温の鉄板と鉄の重しを使って焼いていて、食べた人はこうばしさや独特の食感を味わっていました。
美祢市から家族で訪れた小学5年生の男の子は、「塩味のコリコリした焼き鳥が一番おいしかった」と話していました。
実行委員長の末永明典さんは、「お祭りを10年続けてきましたが、仲間が増えたり、まちのためになったりしていてうれしいです」と話していました。
「西日本やきとり祭り」は14日も開かれます。
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