[ワシントン 12日 ロイター] – 台湾で対中国政策を担う大陸委員会の邱垂正・主任委員(閣僚)は12日、中国が台湾に対する武力行使の準備を進めているとの見方を示した。台湾が陥落すれば地域に「ドミノ効果」を起き、米国の安全保障を脅かすと警告した。

邱氏はワシントンのヘリテージ財団で講演し、中国共産党は台湾に対する武力行使を放棄することを長らく拒み続けており、台湾を自国の一部と見なしていると述べた。

さらに、中国が「台湾統一」を追求する目的は、米国の影響力をアジア太平洋地域から排除することだと主張。最終的には米国に代わって世界の指導者となり「国家の栄光を回復し、いわゆる『中国の夢』を実現する」ことにあると語った。

中国海軍は12日、同国3隻目となる空母「福建」が最近、海上試験の一環として台湾海峡を通過し、南シナ海へと航行したと発表した。2022年に初めて公開された福建は、昨年海上試験を開始したが、まだ正式に就役していない。 もっと見る

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