9月2日、宮崎県都城市で、死んだ野生のイノシシが豚熱に感染していたことが確認されました。これを受け、隣接する霧島市と曽於市では豚熱のワクチンの散布が行われました。

 ワクチンが散布されたのは、豚熱の感染が確認された地点から半径10キロの範囲である霧島市と曽於市の合計30地点です。

(県姶良家畜保健衛生所・池田省吾所長)
「経口ワクチンによってイノシシへ少しでも多く接種させ養豚業界の豚熱の侵入リスクを確実に下げていける」

 9月2日、宮崎県都城市で死んだ野生のイノシシ2頭が豚熱に感染していたことが確認されました。これを受け、感染を未然に防ごうと県が緊急でワクチンを散布しました。

(農研機構・畜産研究部門・平田滋樹上級研究員)
「環境中の豚熱のウイルスを低減させる。そのためにワクチンを散布してイノシシに抗体を付与する」

(県姶良家畜保健衛生所・池田省吾所長)
「散布地域エリア内には山にできるだけ入らないように」

 10月中旬には2回目の散布が行われる予定です。

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