メキシコ大統領、関税引き上げ巡り「対立望まず」

 9月11日、 メキシコのシェインバウム大統領(写真)は中国などからの輸入品に対する関税を引き上げる計画について、対象国との対立は望んでいないと述べた。メキシコ市で1日撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)

[メキシコ市 11日 ロイター] – メキシコのシェインバウム大統領は11日、中国などからの輸入品に対する関税を引き上げる計画について、対象国との対立は望んでいないと述べた。

メキシコ政府は10日、数百品目の関税見直しの一環として、中国製自動車への関税を50%に引き上げると発表した。520億ドル相当の輸入品に影響が出る。

シェインバウム氏は記者会見で「対立は望んでいない」とし、メキシコ経済を支援することが目的で、影響を受ける国の大使らと協議していると述べた。

米国をなだめるのが狙いとの指摘が出ていることについては「それが目的ではない」とし、政府の措置は昨年のトランプ米大統領再選より前に提案された産業戦略の一環として、国内生産能力を強化することが目的だと強調した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Sarah Morland

Sarah is a British-French journalist covering news from across Latin America and the Caribbean, including gender violence, mining developments, regional finance and conflict in Haiti. She joined Reuters in 2019 and studied investigative journalism at City, University of London. Based in Mexico City, Sarah enjoys spicy food, dad rock and befriending the local cat population.

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version