宮城県南部では12日(金)、弱い雨が降ったり止んだりする状態が続く見込みです。仙台市内でも雨雲がかかる可能性があるため、外出の際は折り畳み傘を持っておくと安心です。

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現在、北海道付近から東へ移動する高気圧の影響で、湿った北東の風が宮城県内に流れ込んでいます。特に県の南西部は高い山々に囲まれた地形のため湿った空気が溜まりやすく、弱い雨が降りやすい状況となっています。

■気温は平年並み 最高気温は仙台で26℃

こうした天候の影響で、気温はあまり上昇せず、仙台の最高気温は26℃と11日と同じか少し低く、ほぼ平年並みとなる見込みです。長袖だと少し蒸し暑く感じられるかもしれません。朝の最低気温は仙台で22℃と11日とほぼ同じ予想です。

宮城県内に出ていた濃霧注意報はすべて解除され、現在は警報・注意報は出ていません。仙台駅前の様子では傘をさしている人はいないものの、この後も低い雲が取れにくく、昼過ぎと夜遅くには小雨や霧雨の可能性がやや高くなっています。降雨がなくても湿気が多いため、洗濯物は部屋干しにした方が良いでしょう。

■地域による天気の差 石巻は日差しも

蔵王や白石周辺は特に雨が降りやすい一方、湿った空気が奥羽山脈で遮られるため、山の向こうの山形県内は晴れや曇りとなっています。石巻は雲が多いながらも少し日差しが届く時間があり、北東の風がやや強く吹く見込みです。

気仙沼は雲が増えているものの、この後晴れ間が広がり、夕方頃にはしっかりと晴れる時間もありそうです。最高気温は古川、気仙沼ともに26℃くらいまで上がり、日が差すとやや蒸し暑く感じられるでしょう。13日朝の最低気温は宮城県内各地で20℃前後となる見込みです。

■水不足の鳴子ダム 1か月半ぶりに水位回復

宮城県内では9月に入って雨の日が増えており、水不足が伝えられていた大崎市の鳴子ダムも水位が回復してきました。9月11日、1か月半ぶりに最低水位まで水が増え、この後さらに水が溜まれば貯水率も0%以上になる見込みです。9月13日はさらに水が溜まりそうな状況です。

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