ドイツ自動車工業会と労組、内燃機関禁止計画の撤回をEUに要請

9月11日、ドイツ自動車工業会(VDA)と労働組合IGメタルは欧州連合(EU)に対し、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出する車の生産を2035年以降禁止する計画を撤回するよう要請した。ミュンヘンで2023年2月撮影(2025年 ロイター/Lukas Barth)

[フランクフルト 11日 ロイター] – ドイツ自動車工業会(VDA)と労働組合IGメタルは11日、欧州連合(EU)に対し、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出する車の生産を2035年以降禁止する計画を撤回するよう要請した。

共同声明で、EUとドイツ政府は「CO2規制についてもっと柔軟になるべきだ」と要求。また、電気自動車(EV)の生産増や市場の成長はバッテリーのサプライチェーン(供給網)における困難や、スマートな充電インフラの伸び鈍化などにより、当初見込みよりも遅れているという。

「このような背景から、35年目標は短期的な修正なしにはもはや達成不可能」と指摘。ドイツの自動車産業が競争力を維持するためにエレクトロモビリティへの移行は原則的に正しいとした。

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