大規模な災害が発生した際に迅速に救助活動にあたるため、11日、金沢市で北陸3県の警察が合同で訓練を行いました。

この合同訓練は、大規模な災害が発生した際に、北陸地方の警察が連携して迅速に救助活動に取りかかれるようにしようと、3年前から行われています。

11日は、金沢市にある解体予定の警察官舎で訓練が行われ、石川・富山・福井の警察の広域緊急援助隊に所属する警察官など、あわせておよそ50人が参加しました。

訓練は、金沢市で震度6強の揺れを観測する地震が発生し、半壊したアパートに多くの人が取り残されている想定で行われ、警察官がはしごを使って2階にいる人を地上に降ろしたり、けがをして動けなくなった人をロープを使って救出したりする手順を確認していました。

石川県警察本部警備部災害対策課の平野憲一次席は「能登半島地震などを踏まえ、県警では災害対応の見直しを行っている。災害時に1人でも多くの命を守れるよう、訓練にいっそう励みたい」と話していました。

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