EU、対ロ制裁を第三国に拡大 中国製油所など新たに検討=当局者

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、第19弾対ロシア制裁の対象に中国の独立系製油所を含めることを検討しているもよう。ブリュッセルで7月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 10日 ロイター] – 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、第19弾対ロシア制裁の対象に中国の独立系製油所を含めることを検討しているもよう。匿名を条件に語ったEU当局者が明らかにした。

EUは制裁リストに掲載する第三国企業の規模を拡大しており、特に夏以降は、既に制裁対象となっている「シャドーフリート」(影の船団)からのロシア産石油購入の可能性を巡り、一部の中国製油所を監視している。提案には中央アジア2カ国の銀行も含まれるとみられる。

欧州委は、早ければ12日に制裁の新たなパッケージを提案する可能性がある。

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