
9月8日、米連邦通信委員会(FCC)は、国家安全保障上の懸念を理由に、中国政府が所有・管理する7つの研究所から認証を取り消す手続きを開始したと発表した。写真はFCCのロゴと米国旗。4月23日、ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニカ市で撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ワシントン 8日 ロイター] – 米連邦通信委員会(FCC)は8日、国家安全保障上の懸念を理由に、中国政府が所有・管理する7つの研究所から認証を取り消す手続きを開始したと発表した。
FCCは5月、安保上のリスクと見なした中国の研究所に対し、米国で使用するスマートフォンやカメラ、コンピューターといった電子機器の試験を禁じる規則を最終決定した。
また、FCCは8日、他の4つの中国研究所に対する米国の認証が5月以降失効し、更新されないとも発表した。
カー委員長は「外国の敵対政府はFCCが米国市場向けに安全であると認証する機器を試験する研究所を所有・管理すべきではない」と述べた。
米国で使用される全ての電子機器は、輸入される前にFCCの機器認可プロセスを通過しなければならない。FCCによれば、全ての電子機器の約75%が中国国内の研究所でテストされている。
在米中国大使館からは今のところコメントを得られていない。
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