ミラノのメトロを利用する中村江里子さん(スクリーンショット)ミラノのメトロを利用する中村江里子さん(スクリーンショット)

 海外の賃貸住宅は日本と違い、壁に色を塗ったり、インテリアを自由にカスタマイズしたりできることが多いそう。自分らしい住空間づくりの、楽しみのひとつになっています。フランス・パリ在住のフリーアナウンサー・中村江里子さんは、この9月から家族でイタリア・ミラノに移住。真っ白だった新居の室内が鮮やかな色使いで大変身した様子を公開し、大きな反響を呼んでいます。

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真っ白なドアが鮮やかなオレンジとターコイズブルーに

「夫の仕事のプロジェクトのためにミラノに住みます」と、8月末に自身のブログで報告していた中村さん。「フランスでは単身赴任というのは一般的ではなく家族は一緒にいるべきだという考え方が強く、私たちも家族で新しいことに一緒にチャレンジしたいと思いました」と、移住の経緯を説明していました。

 今月5日には、インスタグラムの投稿で「毎年9月は新学年度のスタートで、バタバタバタバタ でも今年は今までで1番慌ただしい9月のスタート」と、引っ越しに大忙しだったことを綴っています。ミラノ到着から5日目のこの日、たくさんの写真とともに新生活の様子を紹介。なかでも注目を集めているのが、7枚目と8枚目に写る新居の様子です。

「アパートは賃貸ですが、壁が全て真っ白だったので入居前にドアや壁の一部は職人さんにお願いして色を塗りました。一気に雰囲気が変わります」と説明している通り、ドアの外枠が鮮やかなオレンジ色、扉がターコイズブルーに塗り替えられ、まるで別の空間のように生まれ変わっています。

 ほかの部屋も同じように美しく塗り替えられており、真っ白だった家の中が、中村さんらしいセンスあふれる住空間へと変貌を遂げました。9枚目には、キッチンの椅子でくつろぐ愛猫「YNU」ちゃんの姿もあり、家族みんながミラノでの新生活になじんでいることが伝わってきます。

ベッドが届かないトラブルにも前向きに

塗り替えられた新居のドア(スクリーンショット)塗り替えられた新居のドア(スクリーンショット)

 しかし、移住は決してスムーズにいかなかったようです。「ベッドは到着日に間に合わず、夜中まで片付けをして近所のビジネスホテルに寝に行き、翌朝また早くにアパートに行くという2日間」「昨日、やっと届いた!と喜んだら、ベッドの足がどこかに置き去りにされてしまったらしく まだまだ闘いは続きます」と、海外での引っ越し“あるある”のトラブルに見舞われたことも明かしています。

 それでも、中村さんらしく前向きな姿勢を崩さず「埃まみれだし、服はダンボールなどに入ったままだし、まだクローゼットもないし、気づいたら2日間同じ服で過ごしていたし、目の下もどよーんとしているし」と、現状を笑いながら報告。ミラノ在住の友人が梅おにぎりを差し入れしてくれたエピソードや、「実は同じアパートに日本人の方がいらして、色々教えて頂いています 感謝の気持ちでいっぱい」と、新天地での温かい出会いにも触れています。

 投稿のコメント欄には「ドアの色すっごく良い!!」「ミラノのご自宅もすでにバルト家一色で素敵」「パリのときと顔が違う!」など、新居のセンスあふれる色使いを称賛する声や、新天地での表情の変化に注目する声が多く寄せられています。

(Hint-Pot編集部)

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