◆FANTASTICS、アンコールに仮面ライダーガヴ登場【写真複数】

 今回のツアーに先駆け、7月19~21日にさいたまスーパーアリーナで1公演としては過去最多の2万2000人を動員する3日間公演を開催。「挑戦の始まり、未来の準備」をテーマにチョウが幼虫からサナギ、そして成虫へと進化するプロセスをもとに、それぞれ異なる内容でステージを展開した。

 その前哨戦を経て、羽化したチョウたちは次なるステージを目指す。リーダーの佐藤大樹(30)は「ファンの皆さんと改めて共通認識で、僕たちのもう一人のメンバーである翔太も一緒に夢をかなえていこうという目標があります」と語った。2018年7月に急逝した中尾翔太さんの思いも乗せ「ずっと翔太も言っていたので、僕らの目指すドームの舞台に向けてどんどん”翔び立ちたい”」と決意を新たにした。

 自身の主演映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」のエンディング曲「魔法みたいな日々」でイントロのピアノ演奏にも初挑戦した八木勇征(28)は「個々の活躍がグループに戻ってきたときにすごく大きな力があって、その先に進んでいる感覚がある。このツアーがきっかけでまた新たにグッと成長していけたら」と手応えを口にした。小さな積み重ねは確実にドームへの道を切り開いている。

 ○…佐藤は10月26日にテレビ朝日系でスタートする特撮時代劇「仮面の忍者 赤影」(日曜深夜0時10分)に主演が決定したことをライブのアンコールで発表した。横山光輝さんが「週刊少年サンデー」に連載した元祖・忍者漫画「飛騨の赤影」を原作に1967年に同局系で放送されたヒーロー時代劇が、巨匠・三池崇史氏を総監督に迎え、58年ぶりによみがえる。

 織田信長を陰で支えた忍者たちの知られざる物語だが、原作を大胆にアレンジして怪獣と闘うシーンも。主人公・赤影役に挑む佐藤は「子どものころにヒーロー憧れた自分がようやくヒーローになれたということで、これを機にFANTASTICSを日本中に、そして世界中に広められるヒーローになりたいと思います」と宣言。役づくりのために2カ月で6キロも増量したそうだが、中島は「全然気付かなかった」と苦笑していた。

中日スポーツ

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