台湾の法務部行政執行署桃園分署は、遠東航空(ファーイースタン航空)が桃園空港に放置したMD-82差し押さえていますが、9月はじめから同機を3度目の競売にかけています。

 最低入札価格は288万台湾ドル(約1,400万円)となり、前回の450万台湾ドル(約2,200円)から大幅に金額が下げられました。



Photo : 行政執行署桃園分署

 同社は、資金繰りの悪化により2019年12月13日から全便を運航停止し、その後航空機を桃園空港に放置し空港使用料などの支払いが滞っており、当局に差し押さえられています。なお長らくメンテナンスされず放置されていたことから状態は非常に悪いとみられ、今後買い手が現れるかは不透明な状況です。

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