カルチャー

「日本人はみんな優しい」 カナダ人が万博来場者の温かさに驚き 感動した日本人の意外な行動とは

公開日:2025.09.07
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更新日:2025.09.07

著者:Hint-Pot編集部

日本外国人ニッポンいいね!万博

カナダパビリオンのヴィルジニーさん【写真:Hint-Pot編集部】カナダパビリオンのヴィルジニーさん【写真:Hint-Pot編集部】

 2025年大阪・関西万博の会期も残すところあと1か月あまり。連日多くの来場者で賑わう万博会場では、各パビリオンで働く外国人スタッフたちが訪問者を迎えています。「再生(Regeneration)」をテーマに、専用タブレットを用いたAR技術でカナダの壮大な自然と先進的な都市を没入体験できるカナダパビリオン。そこで働くヴィルジニーさんは、日本滞在を通じて、日本人の心温まる一面に何度も感動してきたといいます。いったい、どんな体験をしたのでしょうか。

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日本生活で触れた優しさ

 ヴィルジニーさんはカナダ・モントリオール出身で、現在はカナダパビリオンで勤務しています。これまでに山形大学や金沢大学へ留学し、さらに青森県三沢市では3年間、英語教師として働いてきました。そうした経験から日本語も堪能で、日本の文化や習慣を深く理解しているのが印象的です。

 日本各地で生活してきたヴィルジニーさんですが、日本に来たばかりの頃の思い出が今でも忘れられないといいます。

「日本に来たばかりの頃は、どの電車に乗れば良いのかわからなくて迷っていると、知らない人がすぐ助けてくれたの」

 言葉が通じなくても、さりげなく手を差し伸べてくれる日本人の優しさに、心を打たれたヴィルジニーさん。相手の立場に寄り添い、見返りを求めずに最善を尽くす日本人の姿勢に、とても感動したそうです。

「カナダパビリオンに来るお客さんも優しい」

 今回の万博での勤務で、ヴィルジニーさんは改めて日本人の温かさを実感しているといいます。

「カナダパビリオンに来る日本人のお客さんも、写真を撮って、その写真を印刷して渡しに来てくれたり、ギフトをくれたりして感動したわ。日本人はみんな優しい」

 日本人特有の細やかな気配り。それは言語や文化の違いを超えて、人と人をつなぐ大切な架け橋となっているのかもしれません。

 万博という国際的な舞台で生まれる心温まる交流。昔から受け継がれた“おもてなし”の精神を大切にしていきたいですね。

(Hint-Pot編集部)

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