鳥取・境港で競り、秋到来
2025年9月6日 午前9時18分
鳥取県境港市の境港に今季初めて水揚げされ、初競りにかけられたベニズワイガニ=6日早朝
カニの水揚げ日本一の鳥取県境港市の境港で6日、日本海に秋を告げるベニズワイガニが今季初めて水揚げされ、初競りが行われた。
漁は1日から解禁になっており、境港からは漁船8隻が出漁し日本海の大和堆周辺などで操業していた。6日は午前7時から初競りが行われ、競り場に威勢のいいかけ声が響き渡り、関係者はシーズン到来に活気づいた。漁期は来年6月末まで。
境港カニ日本一PR実行委員会の越河彰統会長(63)は「台風の影響を心配したが、無事にこの日を迎えて安心した。おいしい境港のカニを届けたい」と力を込めた。
市によると昨シーズンの水揚げ量は5386トンだった。
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