トランプ米大統領は5日、欧州連合(EU)が米アルファベット傘下のグーグルに罰金を科す決定を下したことを批判した。ホワイトハウスで8月撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 5日 ロイター] – トランプ米大統領は5日、欧州連合(EU)が米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下のグーグルに罰金を科す決定を下したことを批判した。EUに対しより広範な通商関連調査を行うと警告した。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)への投稿で「米国企業の創意工夫に対し、このような対応を許してはならない。もしそうなれば、私は米企業に課せられている不当な罰金を無効にするため、(不公正貿易を行う国などへの制裁を認める)通商法301条に基づく手続きを開始せざるを得なくなるだろう」と述べた。
EUの執行機関である欧州委員会は5日、グーグルに29億5000万ユーロ(34億5000万ドル)の制裁金を科した。広告技術(アドテック)事業における反競争的慣行がEUの反トラスト法(独占禁止法)に違反していると判断した。 もっと見る
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