公開練習で華麗なボールさばきを見せるDF大畑歩夢(撮影・千田 篤史)
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C大阪は3日、練習を公開。ハーフコートで紅白戦形式の練習を行うなど、戦術の確認に時間を割いた。23日の神戸戦、31日の広島戦と左サイドバックで2試合連続先発したDF大畑歩夢(24)はこの日もDF畠中槙之輔(30)、DF進藤亮佑(29)、DF奥田勇斗(24)とDFラインを形成。タイミングを見てゴール前に詰める動きはパパス監督の攻撃サッカーを早くも会得した感があった。
「ボールが前にあったら前に出ていくっていうのは常に言われています」と大畑。「この2試合の結果で話すと、先制はするものの勝てていない。上位相手にああいった戦いができているのに勝てた試合を落とした。広島戦なんか特に、引き分けになったのは悔しかった」と勝ち点3を挙げられなかったことを反省する。
ピッチサイドでは右足小指骨折の左サイドバック・DF高橋仁胡(20)がランニングを始めて復帰に近づいた。高橋は「大畑選手はオリンピックに出た選手。自分がピッチに戻ってきたときにいい戦いができれば」とリスペクトの思いを口にした。
C大阪の右サイドにはJ1アシスト王のFWルーカス・フェルナンデス(31)が君臨する。フェルナンデスをさらに生かすには逆サイドの左からの攻勢が必要。サイドバックもゴール前に詰めてシュートを撃つ。大畑の攻め上がりがC大阪9月戦線のカギを握る。
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