公開日時 2025年09月05日 05:00


児童らにそれぞれの国について紹介したペルー国際交流員のアラタ・マキコさん(右)と韓国国際交流員のムン・チェウォンさん=28日、安田小学校

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琉球新報朝刊

 【国頭】県交流推進課と一般財団法人自治体国際化協会県支部は8月28、29の両日、ペルー国際交流員のアラタ・マキコさん、韓国国際交流員のムン・チェウォンさんによる出前授業を国頭村の安田小学校、東村の高江小学校で開いた。
 28日にあった安田小の授業では、2人がそれぞれの地域の衣装で登場した。アラタ・マキコさんはペルーで有名なナスカの地上絵や、リャマ、アルパカなどの動物を紹介した。米、ジャガイモ、トウモロコシの三つが主食で、その中でもジャガイモを食べる機会が多く、4千種以上あることを説明すると、児童から驚きの声が上がっていた。
 ムン・チェウォンさんは韓国語のあいさつを紹介しつつ、夏のスイーツ「スイカのファチェ」やかき氷「ビンス」などについて説明した。児童からは各国の文化などについて活発な質問が上がっていた。
 6年生の児嶋柊佑さん(11)は「ペルーの食べ物が安いことは知っていたが、マンゴーの安さにびっくりした。韓国のかき氷も、チョコなどが乗っていておいしそうだった」と話した。(池田哲平)

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