ロシアのプーチン大統領は3日、トランプ米大統領をロシア訪問に招待することは検討されているとしながらも、現時点で日程などは決まっておらず、訪問に向けた準備は進んでいないと述べた。米アラスカ州で8月撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
[モスクワ 3日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は3日、トランプ米大統領をロシア訪問に招待することは検討されているとしながらも、現時点で日程などは決まっておらず、訪問に向けた準備は進んでいないと述べた。
プーチン氏は先月、米アラスカ州アンカレジで行ったトランプ氏との会談後の記者会見で「次回(の会談)はモスクワで」と述べていた。
また、アラスカでのトランプ氏との会談に関連して、トランプ政権のウィトコフ中東担当特使はロシアの見解を正確に伝えていたとの考えを示した。ウィトコフ氏は不動産業界出身で、外交面での力量不足を指摘する声も出ていた。
このほか、中朝ロが共謀して米国に対抗しようとしているとトランプ大統領が示唆したことについて、トランプ氏は「ユーモアのセンスがある」と言及。自身が中国訪問中に会談した全ての国の代表者はアラスカで行われた米ロ首脳会談に支持を示し、ロシア・ウクライナ戦争の終結に寄与するとの期待を表明したと語った。
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