1.エクステリア
9月2日、アウディは、新型「コンセプトC」を発表した。
新型アウディ コンセプトCは、電動2シータースポーツカーであり、ブランドの新しいデザインフィロソフィーを体現するという。
エクステリアのうちフロントまわりは、バーティカルフレームにより形成する。 アウトウニオン「タイプC」(1936年)や第3世のアウディ「A6」(2004年)にインスパイアされたという。
サイドでは力強いショルダーラインが、新型アウディ コンセプトCの立体的なフォルムを際立たせる。アウディのロードスターモデルとして、初めて電動リトラクタブルハードトップが採用された。
リヤまわりは、クリーンなサーフェスと水平のスラットが、スポーティなキャラクターを強調する。
灯火類では、ヘッドライトおよびリヤライトそれぞれに4つのエレメントを水平方向に配置した、新しいライトシグネチャーを導入した。昼夜を問わずアウディのビジュアルアイデンティティを定義し、道路上での明確で間違いようのない存在感を示す。
ボディカラーは「Titanium(チタニウム)」。暖かみと技術的な洗練さを感じさせる、チタンの光沢にインスパイアされた、精緻さ、軽さ、強さを体現する素材だ。
2.インテリア
インテリアは、2名の乗員スペースを確保。さりげなくドライバーを中心に取り囲むよう設計された。アルマイト加工されたアルミニウムから製造された物理的なスイッチ類を使う。ステアリングホイール中央には、金属製のアウディリングスを配置する。
ナチュラルな色調による間接的なアンビエントライティングも採用。素材をくっきりと際立たせ、インテリアデザインの確かな重厚感を一層引き立てる。
インフォテインメントでは、10.4インチの折りたたみ式センターディスプレイを設置した。
3.登場時期など
新型アウディ コンセプトCは、将来の量産モデルの方向性を示し、以降のモデル設計に反映していくという。今後の新しいアウディに、期待しかない!
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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