９月３日、北京を訪れているロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の首脳会談が始まった。代表撮影（２０２５年 ロイター）
[北京 ３日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は３日、訪問中の北京で首脳会談を行った。
会談冒頭、プーチン大統領はウクライナ戦争における北朝鮮兵士の勇敢な戦いに謝意を示し、「兵士たちは勇敢に戦い、ロシアのクルスク地方の解放を支援した」と述べた。
金委員長は「ロシアを可能な限り支援する用意がある」とし、様々な分野で協力強化へ努力すべきと語った。
両首脳は会談に先立ち、天安門広場で開かれた抗日戦争勝利８０年記念式典で習近平・中国国家主席と並んで参列。その後、同じ車に乗り会談会場へ向かった。 もっと見る
プーチン大統領は「両国関係は最近、特別で信頼に満ちた友好的な性格、そして同盟的な性格を帯びてきた」と指摘。 金氏は「大統領とロシア国民のために私ができることがあるならば、それは義務だと考えている」と語った。
両国は２０２４年に包括的戦略パートナーシップ条約を結び、関係を強化している。
ロシア大統領府が公開した映像によると、２時間半に及んだ会談後、プーチン氏は別れる際に金氏をロシアに招待、再会を約束する挨拶を交わした。
ベラルーシのルカシェンコ大統領の動向を伝えるＳＮＳによると、
金氏は式典前に大統領と会談、平壌に招待した。
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