FC琉球は9月2日(月)に那覇市内にて、ファン・サポーターの皆様とクラブが混じりあって活発にアイデアを出し合うブレインストーミング会「みんなのFC琉球かいぎ スタジアム特別編 feat. 沖縄県」を開催いたしました。
沖縄県が推進するJリーグ規格スタジアムの整備に向けて、沖縄県の主催で「スタジアムのつくり方・つかい方を考えるワークショップ」が8月31日(日)に開催されたことを受け、クラブがファン・サポーターの皆さま向けに実施。ゲストに沖縄県所管課の皆さまをお迎えし、Jリーグ規格スタジアム整備の進捗状況をご説明いただいた上で「行政と県民・地域住民が“ともに”育てるスタジアム」をテーマに意見交換を行いました。約20人にご参加いただき、浅川隼人選手も加わって現役選手の立場から皆さまと意見を交わしました。
■ 「みんなのFC琉球かいぎ スタジアム特別編 feat. 沖縄県」概要
・日 時:2025年9月2日(火) 18:30~21:00
・場 所:泉崎701会議室- みんなの貸会議室 那覇泉崎店
・ゲスト:沖縄県所管課
・参加者:FC琉球 ファン・サポーター 約20人、浅川隼人選手
■ 沖縄県よりスタジアム整備進捗の説明
ブレインストーミングを始めるにあたり、沖縄県所管課よりスタジアム整備の基本方針や整備スケジュール、目指すスタジアム像についてご説明いただきました。質疑応答の時間も設け、ファン・サポーターの皆さまのさまざまな疑問にお答えいただきました。県は今後も段階的・継続的に意見交換の場を設けながら、県民・地域住民と“ともに”育てるスタジアム整備を進める方針です。
▼沖縄県HP 文化観光スポーツ部 MICE推進課「サッカースタジアム整備等推進事業」について
■ ブレインストーミング
県の説明をもとにブレインストーミングを実施しました。参加者が5つのグループに分かれ、3つのお題に対して思い思いに意見を出し合っていただきました。ブレストには沖縄県所管課の皆さまにもご参加いただき、ファン・サポーターの皆さまのご意見を直接お聞きいただきました。それぞれのお題と、アイデアの一部をご紹介します。
①沖縄らしいスタジアムのアイデア
沖縄の暑さ対策として完全屋根付き、入浴施設併設のスタジアム
プール付きの座席、砂浜やビーチをイメージしたデザイン
城(グスク)をモチーフにしたスタジアム
座席やタイルなどにミンサー柄を取り入れる
立ち入り禁止の場所に「石敢當」を設ける
沖縄料理が楽しめるスタジアムグルメ
スタジアムでしか飲めない沖縄企業とコラボしたクラフトビールの販売
②沖縄県民・地域住民と“ともに”育てるスタジアムのアイデア
FC琉球の選手参加型企画の実施。各年代の選手たちとスタジアムに沖縄ならではの植物の植樹をし、みんなで育てる
卒業式や入学式などの学校行事、企業のイベントに活用する
手形、足形、モザイクアートの展示
沖縄の歴史を学び感じることのできる記念館や展示エリアの常設
③試合がない日も「にぎわう」スタジアムのアイデア
ブライダルイベントの実施
AWAY戦や選手の練習風景のパブリックビューイング
試合がなくても飲食店を営業する
沖縄、奥武山の歴史を学ぶことができるエリアを設ける
スポーツバー併設
中学、高校サッカー部の練習場としても活用する
エイサーの練習場として活用する
ピッチの芝生で映画鑑賞
自由な発想でさまざまな意見が挙がりました。今回ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
FC琉球は沖縄県唯一のプロサッカークラブとして、県民・地域住民と“ともに”育てるスタジアム整備に向けて、引き続きクラブとしてできることに取り組んでまいります。
■ 8/31(日) 「スタジアムのつくり方・つかい方を考えるワークショップ」
本企画に関連し、沖縄県主催のワークショップは周辺住民や普段サッカーとの関りがあまり多くない市民の方々を主な対象として開催され、ブレインストーミングで意見交換を実施しました。テーマは「試合がない日も『賑わう』スタジアム」。ワークショップでは子どもから大人までさまざまな立場の方々が参加され、自由な発想で意見を出し合っていただきました。
意見の一部をご紹介します。
沖縄の文化を体験できるイベントを毎日開催
学校行事での利用
健康促進イベントの実施
芝の上でキャンプイベント開催
ショッピングモールや遊園地、ホテルやマンションを併設
AWAY戦のパブリックビューイング実施
WACOCA: People, Life, Style.