6年ぶり復活!ひがなが花火大会 フィナーレに観客から拍手  長崎

拍手が起こったフィナーレの花火=長崎市、長崎ペンギン水族館第2駐車場

 長崎市東部地区の花火大会としては6年ぶり、リニューアルした「ひがなが花火大会」が8月30日、網場町の長崎ペンギン水族館第2駐車場をメイン会場に初めて開かれ、多くの家族連れらでにぎわった。
 主催は東長崎商工会青年部などでつくる実行委。同商工会主催の「ひがながマルシェ」と同時開催で、地元の店やキッチンカーの出店が並んだ。
 同地区の花火大会は長崎大水害犠牲者の慰霊や復興を願い、1983年から約35年間続いたが、2019年を最後に中断。「夏休み最後のお楽しみ」を復活させようと、クラウドファンディングも活用し実現した。
 打ち上げは網場沖の防波堤から。30分間、約2千発が光のシャワーのように降り注ぎ、畳みかけるフィナーレの後には、観客から拍手が起こった。
 家族4人で訪れた市立手熊小4年の立山愛奈さん(10)は「花火が高く上がってすごかった。ミニバスケの練習で忙しかった夏休みのいい締めくくり」と満足げ。
 小松秀充実行委員長(40)は「多くの助けがあり、3年がかりで実現でき感動。来年以降も続けて、もっといろんな人を喜ばせたい」と話した。

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