オープン日の店頭から

ユニクロは8月29日、南インド初の店舗をベンガルール中心部のオリオンモール1階に「ユニクロ(UNIQLO)」をオープンした。売り場面積は約840平方メートルで、インドで17番目の「ユニクロ」店舗となる。オープニングセレモニーは、ベンガルール在住の“クリケット界のレジェンド”だという、ラーフル・ドラヴィド氏も参加し、テープカットを行った。

同店はメンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビーの全カテゴリーをラインアップ。デニム、フリース、カシミヤといった素材を打ち出した商品群に加え、“ヒートテック”“パフテック”“エアリズム”など、「ユニクロ」の機能性を実感できるアイテム群を取りそろえた。

テープカットセレモニーの様子

左から井上憲司ユニクロ・インドCFO兼COO、ベンガルール在住の“クリケット界のレジェンド”、ラーフル・ドラヴィド氏、ニディ・ラストジ ユニクロ・インド マーケティングディレクター

“クリケット界のレジェンド”、ラーフル・ドラヴィド氏

オープニングセレモニーで井上憲司ユニクロ・インドCFO兼COOは、「南インド初の店舗となるベンガルールへの出店は、ユニクロのインド事業にとって重要なマイルストーンになる」と挨拶。セレモニーに参加したドラヴィド氏は「ユニクロはそのタイムレスなスタイル、機能性、シンプルさから私が長らく敬意を持ってきたブランド。地元であるベンガルールに初店舗をオープンしたことを大変喜んでいる」とコメントした。

オープン日には、先着100人にカフェのクーポン券や人気商品の“ラウンドミニショルダーバッグ”をプレゼント。6000インドルピー(約1万円)の購入ごとに1000インドルピー(約1700円)の割引やトートバッグのプレゼントなどを行った。

ベンガルールは、ニューデリーやムンバイに続くインドにおける重要都市。ITやスタートアップ企業が集積する“インドのシリコンバレー”としての側面も強く、テック分野の多国籍企業が開発拠点を置き、インド発のユニコーン企業なども多数生まれている街だという。ユニクロは2019年に、ニューデリーにインド1号店をオープンしていた。

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