客室は9タイプ125室
客室フロアは2階~9階で、9タイプ全125室を備える。客室は必要なものがコンパクトにまとまっており、落ち着いたカラーと暖色の照明で深みのある空間に仕上げている。
デザインテーマは「現代と過去の京都の町並みの融合」で、壁紙には過去と現在の四条の街並みが重ね合わされて描かれている。もちろん四条通の喧騒も一切入ってこない。京都の街の中心にいながら、旅の疲れを存分に癒やせそうだ。
客室は、50インチテレビ、高速Wi-Fi、Bluetoothスピーカー、アラームクロック、空気清浄機、金庫、アイロン・アイロン台、コーヒーメーカー、ミニ冷蔵庫、AC100Vコンセントと充電用USBポート、温水洗浄便座、ヘアドライヤー、浴室アメニティなどを備えており、サータ製6.8インチコイルベッドのほかソファと座席(一部客室はソファのみ)、テーブルも用意している。
なお、廃棄物の削減など環境に配慮した取り組みとして、客室にはペットボトルの水は置かず、必要であればゲスト自ら廊下のウォーターサーバーを利用する。
客室タイプ
ゲストルーム キング: 30室(約23m2)
ゲストルーム ツイン: 26室(約25m2)
ラージャーゲストルーム キング: 17室(約30m2)
ラージャーゲストルーム ツイン: 38室(約30m2)
ワイドキング ゲストルーム: 3室(約25m2)
ワイドキング ラージャーゲストルーム: 8室(約30m2)
プレミア キング: 1室(約36m2)
ジュニアスイート ツイン: 1室(約46m2)
ジュニアスイート キング: 1室(約47m2)
フィットネスセンター
3階にはフィットネスセンターがあり、宿泊者は滞在中24時間無料で利用できる。広さは約46m2で、ランニングマシン2台、クロストレーニングマシン1台、バイク1台、ダンベルセット(4~22kg)を設置。フェイスタオルとウォーターサーバーも完備。静かで落ち着いた空間で、リラックスして心身のメンテナンスができる。
3階エレベーターホールすぐのフィットネスセンター
ウォーターサーバー、タオルの用意もある朝食は洋食セミビュッフェスタイル
朝食付きパッケージで宿泊した場合は、ホテル1階の「ルボンヴィーヴル」で朝食がいただける。100年あまりの歴史を持つ京都のベーカリー、進々堂のオールデイダイニングで、ランチやディナーでの利用も可能。また、店は烏丸通に面しており、宿泊ゲスト以外でも気軽に利用できる。
1階ロビー直結の「Le Bon Vivre(ルボンヴィーヴル)」Le Bon Vivre(ルボンヴィーヴル)オールデイダイニング(全42席、全席禁煙、予約可、キャッシュレス対応)
営業時間:
[月~土曜]7時~10時30分、11時30分~21時30分
[日曜・祝日]7時~10時30分、11時30分~21時
※朝食付きパッケージ以外の場合、大人3400円/小人(6~12歳)2000円で利用可能
開業セレモニーを開催
コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸は、JR東海不動産が三菱地所から既存のホテルを取得・改装したもので、ジェイアール東海ホテルズが運営する。JR東海グループのホテルとして関西初出店であり、マリオットとしても「コートヤード・バイ・マリオット」ブランドとして京都初出店となった。
開業式典では、主催者を代表してJR東海 代表取締役社長の丹羽俊介氏と、マリオット 日本・グアム担当マーケットヴァイスプレジデントの田中雄司氏が登壇した。
丹羽社長は、今回のホテル開業に続いて来年度には京都駅近くにもう1軒のホテルの開業を予定していると前置きしたうえで、関西エリアのポテンシャルの高さに触れ、この日のホテル開業を新たなチェレンジの第1弾として、事業機会を貪欲に探っていきたいと述べた。
東海旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 丹羽俊介氏
自身がこのホテルから徒歩数分の距離に住んでいたこともあるというマリオットの田中氏は、特別で大好きな京都の街にマリオットのホテルを開業できたことはうれしく、世界2億4800万人以上のMarriott Bonvoy会員に利用していただけることを楽しみにしていると述べた。
マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当マーケットヴァイスプレジデント 田中雄司氏
京都市副市長の岡田憲和氏は、松井孝治市長の祝辞を代読。四条烏丸は、京都の金融ビジネスの中心地であると同時に、祇園祭の山鉾巡行の起点として長きにわたり歴史と文化を体現してきた場所であり、「現在と過去の京都の街並みの融合」というホテルのコンセプトは、この地の特性と響き合うとともに、京都が目指す観光のあり方と合致する。本ホテルが多くの人々に愛され、末永く発展することを祈願すると述べた。
京都市副市長 岡田憲和氏
セレモニーの結びにホテルの門出を祝いテープカットを行なった
WACOCA: People, Life, Style.