アクセルアフリカ、TICAD9で22件のMOUを締結したことを発表

株式会社アクセルアフリカは、2025年8月20日から横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、アフリカ各国の政府機関や民間団体との間で合計22件の覚書(MOU)の締結を発表しました。この結果、TICAD9において総数324件の署名文書が確認され、前回のTICAD8を大きく上回る成果となりました。アクセルアフリカは豊田通商株式会社に次ぐ第2位のMOU件数を記録し、日本とアフリカの共創を推進する存在としての地位を示しました。今後も、日本企業とアフリカ企業を結ぶネットワークを拡大し、持続可能な地域経済発展に寄与していく方針です。

この記事の要約

アクセルアフリカがTICAD9で22件のMOUを締結
合計324件の署名文書が確認され、過去最大の成果となった
日本企業とアフリカ企業を結ぶネットワークを拡大予定

アクセルアフリカ、TICAD9にて全体で2番目に多い22件のMOUの締結を発表

この記事は、アフリカ市場への進出を考えている企業や団体にとって非常に有益な情報を提供します。アクセルアフリカがTICAD9で締結した22件のMOUは、日本とアフリカのビジネス関係を深める重要なステップであり、今後のビジネスチャンスを広げるための参考になります。

TICAD9での大きな成果

株式会社アクセルアフリカ(本社:香川県高松市、代表取締役:横山裕司)は、2025年8月20日から横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、アフリカ各国の政府機関・民間団体・スタートアップとの間で合計22件の覚書(MOU)の締結を発表しました。この発表は、アクセルアフリカがアフリカ市場への進出を目指す日本企業にとって重要なニュースです。

TICAD9では、協力・協業に関する署名文書の数が過去最大の324件に達し、前回のTICAD8(92件)を大きく上回る結果となりました。アクセルアフリカは、その中で豊田通商株式会社(44件)に次ぐ第2位のMOU件数を記録し、日本とアフリカの共創をリードする存在としての地位を示しました。

多様な国とのパートナーシップ

今回のMOU締結には、ベナン、ボツワナ、カメルーン、コートジボワール、エチオピア、ギニア、リベリア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モロッコ、ニジェール、ルワンダ、シエラレオネ、南スーダン、トーゴ、ウガンダなど、17カ国の「カケハシアフリカ」支部が含まれています。アクセルアフリカは、これらのパートナーと戦略的な協力関係を構築し、日本企業とアフリカ企業を結ぶ強固なネットワークを拡大しています。

ABEイニシアティブと人材育成

カケハシアフリカ支部の取り組みは、2025年8月20日にJICA横浜センターで開催されたテーマ別イベント「ABEイニシアティブ・TOMONI Africa関連イベント」にて発表されました。このイベントは独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催し、国際大学や神戸情報大学院大学が共催しました。アクセルアフリカ代表の横山は、同支部との取り組みを紹介し、「ABEイニシアティブ修了生が帰国後も日本とのつながりを維持できる仕組みが必要です。私たちも日本とアフリカをつなぐ『架け橋』となり、日本企業がアフリカで活動しやすいエコシステムの構築を目指します」と述べ、今後のビジョンを示しました。

国際的な交流とビジネス機会

さらに、アクセルアフリカはTICAD9併催イベント「TICAD Business Expo & Conference」内のJapan Fairにおいて、活動紹介パネルを設置し、共同出展を実施しました。また、TICAD9に先立ち東京のマダガスカル大使館で開催された「日マダガスカル商工会公式発足イベント」にも参加し、現地関係者との親睦を深めました。これにより、マダガスカルの文化を深く知る貴重な機会が提供され、来場者にとっても有意義な時間となりました。

新たなビジネスモデルの構築

アクセルアフリカは、ケニアではCollins Consulting International Limitedと連携し、ケニア人所有のBPOおよびコンタクトセンターの発展を支援するなど、地域に根ざしたビジネスモデルの構築にも力を入れています。また、カメルーンのMountain Hubと共同でスタートアップ・エコシステムの促進を行い、Power Learn ProjectやWADA Globalと提携してブロックチェーン教育・Web3イノベーションを推進しています。これらの取り組みは、次世代産業の基盤づくりやアフリカの若者のスキル開発に直結し、日本企業にとっても新たな市場機会を創出することが期待されています。

タンザニアへの進出支援

さらに、アクセルアフリカはタンザニア投資センター(TIC)およびザンジバル投資促進庁(ZIPA)ともMOUを締結し、現地での投資環境整備や日本企業の進出支援に向けた枠組みを構築しました。このMOUは2025年5月26日、大阪・関西万博「タンザニアナショナルデー」に合わせて来日したマジャリワ首相立ち会いのもとで署名されました。

TICは投資家に対するワンストップサービス機関として、プロジェクト登録からライセンス取得、税制優遇制度の案内、操業後のフォローアップまでを包括的に支援しています。ZIPAも同様に、ザンジバルへの投資許認可、インセンティブ提供、行政調整を担い、投資家活動を強力にサポートしています。

日本企業の進出を後押しする体制

今回のMOUにより、アクセルアフリカは両機関と連携し、最新の投資環境情報の提供、現地パートナーとのマッチング、手続きに関するアドバイザリー、政府機関との協調による投資インセンティブ案内を行う体制を整備しました。この枠組みにより、日本企業はタンザニアおよびザンジバル市場への円滑な進出が可能となり、東アフリカにおける事業機会の拡大に向けた環境が強化されます。

持続可能な地域経済発展への貢献

アクセルアフリカは、これらのパートナーシップを通じて培ったネットワークや提携先の力を最大限に活用し、日本とアフリカの共創をさらに前進させてまいります。アフリカ現地企業と日系企業の共創事業創出をサポートしており、実際にアフリカ各国で繋がりのある企業・団体から、日系企業とのコラボレーションを求められるケースも増えてきています。

アフリカでのビジネス展開や連携機会にご興味・ご関心をお持ちの企業・団体の皆さまは、ぜひお気軽に株式会社アクセルアフリカまでお問い合わせください。アクセルアフリカは『日本とアフリカ諸国を繋ぎ、社会課題解決型ビジネスを共創することで、アフリカの持続的成長に貢献する』をビジョンに、日本企業のアフリカ進出をサポートする事業開発コンサルティング会社です。日系企業向けにアフリカにおける市場調査、現地視察支援、事業開発の伴走支援や大学向けに研修プログラムなどを提供しています。

終わりに

アクセルアフリカの取り組みは、日本とアフリカのビジネス関係を深め、持続

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