江戸時代の徳島を紹介する秋の企画展「近世の阿波コレクション」が、徳島市の徳島城博物館で開かれています。
この企画展は、110年前に徳島城で開かれたとされる展覧会を、現代風にアレンジしています。
江戸時代、四国最大の石高を誇った「徳島藩・蜂須賀家」は、徳島を全国有数の都市として繁栄させました。
これは、蜂須賀家が吉田家に贈った甲冑です。
肩には蜂須賀家の家紋が入っており、両家の繋がりの深さが伺えます。
これは、徳島藩の海の参勤交代を描いた、現存している最古の作品です。
藩主らが、徳島へ帰っている様子が描かれています。
(岡本佑弥 学芸員)
「大阪で万博が開かれているが、徳島でも明治時代から徳島城跡で、いろんな展覧会が開かれていました」
「県内、県外、多くの方に見ていただきたいと思う」
この企画展は、10月5日まで徳島城博物館で開かれています。
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