米石油大手エクソンモービルはロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」への復帰について、ロシア国営石油会社ロスネフチと協議した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい複数の関係者を引用して報じた。

  同紙によると、エクソンとロスネフチの幹部は最近、カタールの首都ドーハで復帰案について話し合った。エクソンは2022年、ロシアによるウクライナ侵攻開始後に同事業から撤退。当時、同社はロシアによる資産「没収」が撤退の理由だと説明していた。

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  WSJによれば、エクソンは米財務省から、宙に浮いた権益についてロシア側と協議する許可を受けているという。

  エクソンはコメントを控えた。

原題:Exxon Held Talks With Rosneft Over Russia Re-Entry, WSJ Says(抜粋)

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