徳島市が生活保護費の国庫負担金を過大請求していた問題について調査する百条委員会で「組織的な隠ぺいがあった」と証言があったことに対し、遠藤市長は8月26日の会見で「隠ぺい体質はない」としました。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「徳島市が、隠ぺい体質であることはない」

この問題は、徳島市が生活保護費の国庫負担金を少なくとも5年間で、5000万円余り国に過大請求していたものです。

経緯を調査する市議会・百条委員会では21日、以前から問題を把握していた生活福祉第二課長が「組織的な隠ぺい体質があった」と証言しました。

また、第二課長はこの問題を2019年度に遠藤市長に報告していましたが、4月の定例記者会見で遠藤市長は「全く覚えがない」と述べていました。

「隠ぺい体質」という証言に遠藤彰良市長は…。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「私は方針として、できるだけ表に出していくということを常に掲げている」
「隠ぺい体質ではないと、私は思っております」

そのうえで対策について問われると…。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「それぞれの職員の意識だと思いますので、常に私が職員に呼び掛けていくとか、そういうことはしたい」
「ただ私も言い続けているので、それは伝わっているのではないか」

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