第31回宮日音楽コンクール(宮崎日日新聞社主催、同コンクール運営委主管、宮崎銀行、UMKテレビ宮崎特別協賛)の予選最終日は24日、宮崎市のメディキット県民文化センターであった。ピアノ(大学・一般)と声楽部門に計32人が出場し、15人が本選出場を決めた。

 ピアノ部門の審査は有吉亮治(桐朋学園大准教授)、岡田敦子(東京音楽大客員教授)、芹澤佳司(大阪音楽大教授)の3氏が担当。声楽部門は、声楽家の伊藤純、平井香織の2氏が務めた。

 出場者は緊張した面持ちながらも落ち着いて審査に臨み、気持ちのこもった音色や歌声を響かせていた。

 本選は11月22、23日、表彰式とグランプリ・特別賞受賞記念演奏会は同24日、いずれも同センターのアイザックスターンホールで行われる予定。最終日の予選通過者は次の通り。(敬称略)

 【ピアノ部門】大学=白瀧芽生(大分県立芸術文化短期大専攻科1年)松浦あこ(大阪音楽大3年)松浦侑平(東京芸術大2年)▽一般=藤田陽菜(宮崎県)中村あい(鹿児島県)

 【声楽部門】中学=黒木奏音(宮崎学園中3年)高山愛(宮崎西高付属中3年)植竹菜々子(生目中1年)竹野心菜(生目中2年)▽高校=佐藤ほの花(宮崎西高2年)高崎芽奈(宮崎学園高3年)▽大学=稲田昊(宮崎大1年)菊池柾矢(宮崎大2年)▽一般=恒吉季実(東京都)平松由美子(福岡県)

【写真】力強い歌声で会場を魅了する声楽部門の出場者=24日午後、宮崎市・メディキット県民文化センター

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